【キャンター 】エンジンとアドブルー警告灯が点灯!尿素水タンク交換 三菱ふそう FBA30 4P10 E1060C 小型 修理事例

自動車整備・修理
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【三菱ふそう キャンター】エンジンチェックランプとアドブルー警告灯が点灯したので尿素水タンクを交換した修理をご紹介します。

【E1060C】【1761-12】構成部品’AdBlueⓇ充填レベルセンサー’異常が出て困っていませんか?

メーターに普段見慣れないランプが点灯すると心配になりますね。

エンジンチェックランプが点灯してしまうと、DPFのスイッチが反応しなくなり燃焼が出来なくなります。

こうなると少しでも早く解決したいです。

とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。

自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。

自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。

車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。

GAM
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整備士歴26年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。

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修理対象車両情報・依頼内容・修理費用

修理対象車両情報:三菱ふそう キャンター TKG-FBA30 4P10 H26/09 59600km 

依頼内容:エンジンチェックランプ点灯・アドブルーランプ点灯

修理費用:220000円+税

GAM
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依頼内容の修理費用は高いですか?それとも安いですか?

なぜ、このような金額になるのかを作業内容や修理方法を交えて解説していきたいと思います。

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車両故障診断・原因

エンジンチェックランプとアドブルーランプが点灯しております。

診断機を使用して故障コードの確認をします。

GAMが使用しているのはG-SCN2ですが、三菱ふそうのファイターや新型車など不具合は若干ありますが現役で使用しております。次買い替えるなら、やはりバンザイの診断機ですね。

↓おすすめのコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

故障コードが2つ出ていますね。

【6FF1FF】【520559-31】システム情報7
これはSCR関連の不良が発生した時に入る故障コードになります。

【E1060C】【1761-12】構成部品’AdBlueⓇ充填レベルセンサー’異常
尿素水タンクレベルユニット信号が38~48%(センサーが不良を検知)すると出る故障コードです。

↓キャンター4P10エンジンダイアグノーシス(故障コード・DTC)一覧【まとめ】↓

↓システム情報7の消去方法はこちら↓

原因

尿素水のタンクユニットが不良の為、ユニットの交換です・・・。

と言いたいのですが、燃料タンクみたいにユニットの交換が出来ません。

したがってアドブルータンクASSY交換しか選択肢がありません。
尿素水の入れ替えをすれば直るとか言いますが、直る可能性はかなり低いですね。

よくあるのが、故障コードだけ消去すればアドブルーランプの点灯しない事が多いのですが、今回は消去後1日もしないうちに点灯しますので交換になりました。

↑こちらは新品のアドブルータンクASSYです↑

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作業内容・修理方法

アドブルータンクASSYを交換する為に取り外していきますね。

作業前には、エアーでカプラー類のゴミや砂などを飛ばしてからがおすすめです。

なぜならば、砂の噛み込みなどでカプラーが外れにくいという事が起きますので…。

タンク前のボルトを4本取り外します。

カプラー類をすべて取り外します。

破損させない様に注意して取り外しをして下さいね。

画像では見にくいと思いますが、奥のタンクブラケットのボルトを2本外します。

配線類は付いたままで大丈夫ですよ。

こんな感じで、奥のブラケットを残してタンクが外れます。

タンクの下にはかなりの砂などが積もっていますが、後で綺麗にします。

アドブルータンクが外れました。

もし、リビルト品を使用するなら廃棄してはダメですよ。

交換後、外したタンクを送り返さないといけないからです。

外したボルトとブラケットです。

外す部品点数は少ないですね。
難点といえばカプラー類の取り外しだと思います。

↓GAM愛用のマグネットトレー丸形で格安↓

↑マグネット式なのでボルト類の紛失も防げて安心↑

新品アドブルータンクASSY

純正新品に交換します。

これがすごく高いです・・・。
三菱ふそう純正品番 ME427496 定価193000円

↓一応リビルト品もあるようなので参考に↓

↑半年間の保証付きです↑

新品のタンクはいいですね。

タンク取り付け前に注意!

アドブルータンクを外した所には、砂や土など異物がありますので必ず綺麗に掃除してから取り付けして下さいね。

これぐらい掃除していれば大丈夫ですよ。

あとは、アドブルータンクを載せて元通りに復元すれば取り付けは完了です。

今回作業に使った工具です。

少なめの工具で作業が出来ました。

この電動インパクトが大活躍してくれます。

小さくて、パワフルで価格も安いです。10.8シリーズの種類が豊富

↑バッテリーと充電器は別売りです↑

↓AP DC10.8V専用バッテリーはこちらです↓

↓AP DC10.8V専用充電器はこちらです↓

↑GAMも愛用している電動インパクト、3点セットをお試しください↑

↓GAMが普段一番使うスイベルロングラチェット↓

↑9.5sqで私が大好きなアストロさんのおすすめ工具です↑

↓GAMは常に2本持っています↓

↑万能タイプの2.5×100が一番使いやすいですね↑

新品アドブルーを投入

前のタンクに入っていたアドブルーは出来れば再使用しない方がいいです。
トラブルの元になるのでGAM的にはおすすめはしません。

20ℓアドブルーだと余ってしまうので今回は10ℓを入れます。

↓10ℓアドブルーの最安値品↓

↑消費期限があるので10ℓタイプが便利↑

10ℓのアドブルー全部入れたところです。

レベルゲージで見ると7~8割ぐらいの所まで来ました。

20ℓだと余りますので10ℓが使いやすいですね。

診断機で故障コードをすべて消去します。

↓システム情報7の消去方法はこちら↓

最後に自己診断にて、故障コードが出ていないのを確認をして終了です。

チェックランプはすべて消えました。

これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。

この記事を参考に作業する上での注意点

この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。

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参考修理費用・部品価格

部品価格:アドブルータンクASSY 193000円

     アドブルー10ℓ 4000円

部品価格:合計 197000円

作業工賃:故障診断・診断機使用 8000円

     交換作業一式 15000円

作業工賃:合計 23000円

参考価格:部品価格+作業工賃=合計 220000円+税です。

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今回紹介した工具・用品のまとめ

↓おすすめのコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

↓一応リビルト品もあるようなので参考に↓

↑半年間の保証付きですね↑

↓10ℓアドブルーの最安値品↓

↑消費期限があるので10ℓタイプが便利↑

↓GAM愛用のマグネットトレー丸形で格安↓

↑マグネット式なのでボルト類の紛失も防げて安心↑

小さくて、パワフルで価格も安いです。10.8シリーズの種類が豊富

↑バッテリーと充電器は別売りです↑

↓AP DC10.8V専用バッテリーはこちらです↓

↓AP DC10.8V専用充電器はこちらです↓

↑GAMも愛用している電動インパクト、3点セットをお試しください↑

↓GAMが普段一番使うスイベルロングラチェット↓

↑9.5sqで私が大好きなアストロさんのおすすめ工具です↑

↓GAMは常に2本持っています↓

↑万能タイプの2.5×100が一番使いやすいですね↑

GAMの記事はいかがでしたか?

皆さんのお役に少しでもたてましたか??

最後まで読んでいただきありがとうございます。

↓キャンター4P10エンジンダイアグノーシス(故障コード・DTC)一覧【まとめ】↓

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