このような疑問にお答えしたいと思います。
今回の故障原因はズバリお答えします【フラッシャーリレー】です。
トラックの修理費用ってすごく高いですよね。
自分で修理したら部品代だけで修理できますからね。
車屋さんにも整備の参考にして頂けたら嬉しいです。
整備士歴26年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。
修理対象車両情報・依頼内容・修理費用
それでは、最初に皆さんが一番知りたい修理費用から説明します。
修理対象車両情報:イスズ フォワード SKG-FSR90S2 4HK1 H28/12
依頼内容:ウィンカーが点灯したままになる
修理費用:18100円+税
依頼内容の修理費用は高いですか?それとも安いですか?
なぜ、このような金額になるのかを作業内容や修理方法を交えて解説していきたいと思います。
修理依頼内容
それでは、車両の状況をお客様から聞き取りをしていきます。
右ウィンカーが点灯したまま消えないんだけど修理してくれる?
エンジン切っても点灯したままだから早く修理して欲しい。
以上がお客様からの聞き取り状況になります。
それでは、診断をしていきたいと思います。
車両故障診断・原因
それでは、診断していきます。
右のウィンカーが、全部点灯したままになっていますね。
この時点でフラッシャーリレーの不良がほぼ確定です。
フォワードのフラッシャーリレーは、この部分にあります。
参考ですが、この部分を手で衝撃を与えれば動くこともありますよ。
今回はこれで正常に動く様になりましたが、必ず再発するので交換します。
原因
フラッシャーリレー内部の接点が、張り付いたのが原因ですね。イスズのフラッシャーリレー交換事例は、数えられない位あります。
車両整備・作業内容・修理方法
フラッシャーリレーを交換作業をします。
グローボックスの下のカバーを外します。
下にプラスチックピンが2か所外すと取れます。
次に、メーターのカバーを外します。
スイッチ類が多く付いているのですが、私は最低限で進めていきます。
この部分はエルフとかでしたらハザードスイッチの所なんですが、フォワードは室内灯になっています。
ここのカプラーだけ外してメーターのカバーを引っかけておきます。
この方法は、エルフでも使えますので試して下さい。
これで、十分作業スペースが取れます。
4か所のトルクスビスを外します。
T25トルクスドライバーが1本あるとかなり便利です。
イスズの室内にはこのT25トルクスビスが多数使用されています。
カバーが外れましたら、目当てのフラッシャーリレーが見えます。
ここにも、T25トルクスビスが使用されています。
新品のフラッシャーリレーです。
カバーを外すと、このクリップが残ることが多いです。
このクリッププライヤーが、すごく重宝します。
是非、使ってみて下さい。
クリッププライヤーで外したピンを、ここに取り付けします。
フラッシャーリレー交換できました。
あとは、復元して作業終了です。
交換したフラッシャーリレーを分解してみます。
この部分が、黒っぽくなっていますね。
中は焦げたような匂いと、煤けたような状態です。
これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。
この記事を参考に作業する上での注意点
この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。
次に、今回の参考修理費用と部品金額になります。
まとめ 参考修理費用・部品価格
今回の修理は、道具さえあれば自分で作業可能レベルだと思います。
部品価格:フラッシャーリレー 5100円
部品価格:合計 5100円
作業工賃:リレー交換工賃 8000円
出張費用 5000円
作業工賃:合計 13000円
参考価格:部品価格+作業工賃=合計 18100円+税です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
【実話】私の自家用車タントがディーラーで下取り1000円⁉の査定がなんとガリバーさんなら10万円の高額査定!!35秒の無料ネット査定!これは試してみるべきですね。
コメント