【レンジャー】フラッシャーランプ点灯したままになる原因は?リレー交換!日野 LKG-FJ7JDAA J07E 中型 修理事例

自動車整備・修理
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日野 【レンジャー】フラッシャーランプが点灯したままになるので、フラッシャーリレー【統合化ユニット】を交換した修理をご紹介します。

フラッシャーランプが点灯したままになるとすごく困りますよね。

状態によっては、キーをOFFにしても点灯したままになる事もあります。

そうなるとバッテリーが上がる原因になるので、早急に対処しなくてはいけません。

フラッシャーランプが、点きっぱなしになったときの対処法もありますので要チェックです。

とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。

自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。

自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。

車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。

GAM
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整備士歴27年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。

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修理対象車両情報・依頼内容・修理費用

修理対象車両情報:日野 レンジャー LKG-FJ7JDAA J07E H29/04 132000km

依頼内容:フラッシャーランプが点きっぱなしになる。

修理費用:29000円+税

GAM
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依頼内容の修理費用は高いですか?それとも安いですか?

なぜ、このような金額になるのかを作業内容や修理方法を交えて解説していきたいと思います。

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原因

早速ですが、故障原因は・・・。

フラッシャーリレーの故障が原因ですね。

他の車でもよくある故障で片側は正常に点滅するのに、反対側が点灯になります

状態によっては、キーをOFFにしても点灯しっぱなしになる事があります。バッテリーが上がる原因になるので早急に対処しなくてはいけません。

ちなみに日野レンジャーのフラッシャーリレーは【統合化ユニット】になっています

統合化ユニットはすこし特殊なリレーで、フラッシャーランプ以外にドアロック・ミラー・ワイパー・ストップランプなどのリレーが一体になっていますので、通常の単体リレーに比べてお値段が高くなっています。

↓日野レンジャー【フラッシャーリレー】はこちら↓

↑統合化ユニットになっています↑

フラッシャーが点きっぱなし時の一時的な対処方法

キーをOFFにしても、フラッシャーランプが点きっぱなし時の一時的な対処方法です。

要するにバッテリーが上がらない様にするためですね。

●フラッシャーリレーに軽く衝撃を与える。
●指示器(フラッシャー)のヒューズを外す。
●バッテリーのマイナス端子を外す。

場合によってはこれで一時的に正常になることがありますが、必ず【フラッシャーリレー】交換してくださいね。一度こうなると、また同じ様に点灯しっぱなしになりますので。

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作業内容・修理方法

統合化ユニットを交換に向けて作業していきます。

助手席足元にあるヒューズカバーを手前に引き外します。

ここには、主要なヒューズとリレーがあります。

カバーの裏には配置図の記載がありますよ。

次は、上のカバーを取外します。

2本の6mmボルトを10mmソケットで外します。

後は手前に引くと外れますが、結構固い時もあるで注意してくださいね。

↓よく使うサイズだけを集めた、KTCいちおしソケットセット↓

↑出張修理用、車載工具用としても人気があります↑

カバーが外れました。

左側のスピーカーカバーを取外します。

上に引っ張れば外れます。固い時はリムーバーを併用するといいですよ。

↓GAMが愛用しているリムーバーです↓

↑硬い目でしかも弾力もあるヘラで使いやすい↑

これでスピーカーカバーが外れました。

次は、左側のカバーを取外します。

左下にある6mmのボルトを外します。

右下のプラスチックピンを取外します。

プッシュピンになっているので、真ん中を押すとピンが一段下がって外れます。

後は、手前に引けばカバーが外れます。

取り外したカバー類になります。

次は、フラッシャーリレーを取り外していきます。

【統合化ユニット】フラッシャーリレー取外し

各カバー類を外した状態です。

【統合化ユニット】フラッシャーリレーは赤丸の部分になります。

統合化ユニットを取り外すには、土台のブラケットを外さなくてはなりません。

左側の6mmボルトを2本取外します。

↓この首振りが絶妙なオフセットエクステンションバー↓

↑150mm使用しました。セット購入がめっちゃお得です↑

右側2本のボルトを取外します。

↓これが便利!簡単にカプラーを分離することができます↓

↑超小型形状で限られたスペースで作業が可能↑

各カプラーを外して、ブラケットを手前に引いて外します。

統合化ユニットを固定している2本の6mmボルトを外します。

統合化ユニットが外れました。

ここまで外したボルト類です。

それでは、新品の統合化ユニットを取付します。

新品【統合化ユニット】フラッシャーリレー取付け

こちらが新品の部品です。

部品名は【統合化ユニット】になります。

他に【統合化リレー】・【コントローラー】・【リレーインテグレーション】などの呼び方があるようですね。

↓日野レンジャー【フラッシャーリレー】はこちら↓

↑統合化ユニットになっています↑

あとは、元通りに復元します。

これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。

おまけ 統合化ユニット分解

捨てるだけでは、勿体ないので分解してみました。

カバーは、爪でとまっているだけなので簡単に分解できます。

黒い四角い箱がリレーですね。

こちら側は、目視で見る限り不具合は見当たりませんね。

裏面も見ていきましょう。

基盤の焼けている部分や半田不良など、目視で見る限り不具合は確認できません。

結論、黒い四角い箱のリレー内部で不具合が起きているようですね。

通常は基盤修理をしないので、統合化ユニットASSYで交換になります。

この記事を参考に作業する上での注意点

この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。

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参考修理費用・部品価格

部品価格:統合化ユニット 19000円

部品価格:合計 19000円

作業工賃:故障診断・リレー交換一式 10000円

作業工賃:合計 10000円

参考価格:部品価格+作業工賃=合計 29000円+税です。

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今回紹介した工具・用品のまとめ

↓日野レンジャー【フラッシャーリレー】はこちら↓

↑統合化ユニットになっています↑

↓これが便利!簡単にカプラーを分離することができます↓

↑超小型形状で限られたスペースで作業が可能↑

今回、使用した工具をかんたんにご紹介します。

↓スイベル式のショートラチェットがおすすめ↓

↑9.5sqでいつものソケットが使えます↑

↓この首振りが絶妙なオフセットエクステンションバー↓

↑150mm使用しました。セット購入がめっちゃお得です↑

↓よく使うサイズだけを集めた、KTCいちおしソケットセット↓

↑出張修理用、車載工具用としても人気があります↑

↓マグネットトレーならネジの紛失防止に役立つ↓

↑価格が安いのでまとめて買うのもアリですね↑

↓GAMは常に2本持っています↓

↑万能タイプの2.5×100が一番使いやすいですね↑

GAMの記事はいかがでしたか?

皆さんのお役に少しでもたてましたか??

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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