このような疑問にお答えしたいと思います。
知らない方も多いと思いますので、デュトロのクラッチ摩耗限度点検方法を説明します。
最初に、デュトロはクラッチ調整出来ません。なぜなら自動調整だからです。
XZU系N04Cのエンジン搭載モデルは、外部から目視で簡単に確認ができますよ。
その他の判断方法はクラッチが滑るまで待つ、もしくはクラッチの遊びが少なくなれば判断できるかと思います。
今回は、分かりやすい様に写真付きで解説しますね。
点検方法
点検する場所は左側(助手席側)のエンジンとミッション継ぎ目付近です。
注目部分は赤丸の部分になります。
レリーズフォークとインジケータープレートの位置関係で点検できます。
クラッチディスクが摩耗限度時の状態です。
この状態の時には、ほぼクラッチが滑っている状態です。
次にクラッチディスクが新品の状態です。
レリーズフォークとインジケータープレートの位置関係をよく確認して下さい。
もう一度、摩耗限度状態の写真を表示します。
どうですか??違いが分かりやすかったと思います。
注意点
ここで注意点があります。
通常でしたらレリーズフォークとインジケータープレートの位置関係で判断できますが、稀にレリーズシリンダーの取り外しなどでインジケータープレートの位置が初期位置と変わっていると判別が困難な時があります。
そんな時は、冒頭でお話したその他の判断方法でクラッチが滑るまで待つ、もしくはクラッチの遊びが少なく(上の方でクラッチがつながる)なれば判断できるかと思います。
最後にクラッチオーバーホール時のインジケータープレートのセット位置の紹介です。
クラッチOH時のインジケータープレートのセット位置
クラッチフォークの矢印の先部分とインジケータープレート矢印の先部分を一直線で合わせます。
この方法は整備マニュアルには記載がありません。
マニュアルにはインジケータープレートを交換した時のセット位置の方法が記載しています。しかし、通常のクラッチオーバーホールではインジケータープレートを交換はしません。この方法なら整備マニュアルとほぼ同じ位置に調整出来るのでおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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