ヤリスの給油口の開け方|レバーの場所や開かない時の対処法

ヤリスの給油口の開け方|レバーの場所や開かない時の対処法 自動車整備・修理
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ヤリスの給油口の開け方|レバーの場所や開かない時の対処法

こんにちは。【自動車整備士】GAMの頭の中、運営者の「GAM」です。

レンタカーやカーシェア、あるいは納車されたばかりの愛車でガソリンスタンドに入ったものの、給油口のレバーが見当たらなくて焦ってしまった経験はありませんか。

最近の車は内装がすっきりしているため、ヤリスの給油口の開け方やレバーの場所が一見して分かりにくいことがあります。

特に後ろに別の車が並んでいると、早く開けなければと気持ちばかりが急いてしまうものです。

この記事では、そんな時に役立つレバーの正確な位置や、万が一給油口が開かないといったトラブルに直面した際の対処法についても、整備士の視点から分かりやすく解説します。

記事のポイント
  • ヤリスやヤリスクロスの給油口レバーの正確な位置と探し方
  • 給油口が左右どちらにあるか車内から一瞬で判断する方法
  • 冬場の凍結などで給油口が開かない場合の緊急対処法
  • GRヤリスなど車種ごとの油種の違いや誤給油の防ぎ方
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迷わないヤリスの給油口の開け方と場所

迷わないヤリスの給油口の開け方と場所
【自動車整備士】GAMの頭の中・イメージ
  • ヤリスの給油口レバーの場所はどこ?
  • 給油口は左?ヤリスの給油口の位置確認
  • ヤリスクロスの給油口の開け方も同じ?
  • GRヤリスの給油口の開け方と油種注意
  • 旧型ヴィッツとヤリスの給油口の違い

ガソリンスタンドに到着していざ給油しようとしたとき、最も焦るのは「レバーが見つからない」ことと「給油口が左右どっちか分からない」ことではないでしょうか。

ここでは、ヤリスシリーズ共通の基本的な給油口の開け方と、迷わずに給油位置を特定するためのポイントを解説します。

ヤリスの給油口レバーの場所はどこ?

ヤリスの給油口レバーの場所はどこ?
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結論から言うと、ヤリスの給油口を開けるためのレバー(正式名称:フューエルリッドオープナー)は、運転席の足元付近(フロア側)に配置されています。

多くの日本仕様では右足元あたりにありますが、年式・グレード・仕様によって見え方や位置がわずかに異なることもあるため、確実なのは取扱説明書の「給油口の開け方」ページです。

しかし、単に「足元付近」と言われても、実際に車に乗り込んでみると黒い内装に黒いレバーが溶け込んでしまい、すぐには見つけられないことがよくあります。

整備士である私ですら、暗い夜のガソリンスタンドなどでは一瞬手探りになってしまうことがあるほどです。

具体的に探す際は、運転席に深く腰掛けた状態ではなく、一度ドアを開けて車外から覗き込むか、あるいはシートに座ったまま体を右側に捻り、右足のふくらはぎの横あたりにあるフロア(床面)を確認してみてください。

そこには、ガソリンスタンドの給油機(計量機)のアイコンが白くプリントされた、小さな樹脂製のレバーがあるはずです。

このレバーは、フロアマットの端に隠れてしまっていることも多いため、もし見当たらない場合はマットを少しめくってみるのも一つの手です。

また、すぐ近くには「ボンネットを開けるためのレバー」も配置されていることが多く、形状が似ているため注意が必要です。

ボンネット用は車のフロント部分が開いているアイコン、給油口用は給油機のアイコンですので、操作する前に必ずマークを目視確認しましょう。

ヤリスの給油口は、レバー操作でロックを解除する方式のため、操作感としては分かりやすいのが特徴です。

なお、車種や仕様によってロック連動の考え方が異なる場合もあるため、「バッテリー上がりでも必ず開く」とは言い切れません。

いざという時に迷わないためにも、取扱説明書に記載の手順を一度確認しておくと安心です。

給油口を開ける手順

  1. 安全確保と停車:ガソリンスタンドの所定の位置に停車し、必ずシフトを「P」に入れ、パーキングブレーキをかけます。そして、エンジン(ハイブリッド車の場合はシステム)を確実にOFFにします。これは給油時の基本的な安全手順であり、火気のリスクを避けるためにも必ず守りましょう。
  2. レバーの探索:運転席の足元付近(フロア側)にある給油機マークのレバーを探します。多くの日本仕様では右足元あたりにありますが、年式・仕様で見え方が違うこともあるため、見つからない時は取扱説明書の図も確認してください。ボンネットレバーと間違わないよう注意してください。
  3. 引き上げ操作:レバーに指をかけ、上に向かってグッと引き上げます。「カチッ」あるいは「ボコッ」という手応えとともに、ワイヤーが引かれます。
  4. 解錠の確認:この操作で、車両後方の給油口の扉(フューエルリッド)のロックが外れ、バネの力で少しだけ浮き上がります。
  5. 給油口へ移動:車外へ出て、少し浮いた給油扉に指をかけ、手動で全開にします。

最近の車はインパネ周りのスイッチが整理され、ステアリングの右下などにスイッチが集約されていることもありますが、ヤリスはレバー操作で給油口ロックを解除する方式のため、まずは運転席の足元付近(フロア側)を探すのが基本です。

「足元を探す」という基本さえ覚えておけば、慌てることはありません。

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給油口は左?ヤリスの給油口の位置確認

給油口は左?ヤリスの給油口の位置確認
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「レバーの場所は分かったけれど、自分の車の給油口は右側だっけ?左側だっけ?」と、スタンドの入り口で迷ってしまう経験は誰にでもあるものです。

特にレンタカーやカーシェアを利用している場合、普段乗っている車と勝手が違うため、レーン選びでパニックになりがちです。

もし給油口と反対側のレーンに入ってしまうと、ホースを無理やり伸ばして車体をまたぐか、最悪の場合は車を入れ直さなければならず、大変なストレスになります。

ヤリスの場合、日本仕様では給油口が左側(助手席側)にある個体が多いため、「左」と覚えている方もいます。

とはいえ、レンタカーや年式違いの車に乗ると混乱しやすいので、丸暗記よりも確実な確認方法(次のメーター矢印)を覚えるのが一番安全です。

しかし、「ヤリスは左」と丸暗記する必要はありません。

実は、車を降りることもなく、運転席に座ったまま一瞬で給油口の位置を特定できる確実な方法が存在します。

それは、メーターパネル内の「燃料計(ガソリンメーター)」を確認することです。

メーターの中にある給油機のマークをよく見てください。その給油機アイコンの横に、小さな三角形の矢印(◀)が表示されていませんか?

メーターの三角マーク(フューエルリッドインジケーター)の秘密

この三角の矢印(◀)は、単なるデザインではありません。「フューエルリッドインジケーター」と呼ばれ、その矢印が指し示している方向こそが、その車の給油口があるサイドを表しています。

ヤリスの場合、メーター内の給油機アイコンの近くに「◀」が表示されていれば、それが給油口のある方向を示しています。

多くの日本仕様では左側(助手席側)を指すことが多いですが、年式や仕様によって表示の有無・見え方が異なる場合もあるため、最終的にはその車のメーター表示を優先して確認しましょう。

この機能はヤリスに限らず、多くの国産車・輸入車で採用されている便利な表示です。

これを覚えておくだけで、レンタカーやカーシェアなどでもレーン選びがかなり楽になります。※ただし、年式が古い車や一部車種では表示がない場合もあるため、その時は車外から給油口位置を確認しましょう。

もしガソリンスタンドに入ろうとして給油口の位置が分からなくなったら、焦って車外に出たり窓を開けて確認したりせず、落ち着いて目の前のメーターを見てください。

そこにある小さな矢印が、正しいレーンへと導いてくれます。

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ヤリスクロスの給油口の開け方も同じ?

ヤリスクロスの給油口の開け方も同じ?
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昨今のアウトドアブームもあり、コンパクトSUVとして大人気の「ヤリスクロス」。

見た目は力強く、車高も高いため、ベースとなったヤリスとは全く別の車のように感じるかもしれません。

しかし、車の基本骨格(プラットフォーム)や主要な操作系のレイアウトはヤリスと共通化されています。

そのため、給油口に関する操作方法や場所についても、基本的にはヤリスと同じと考えて問題ありません。

ヤリスクロスであっても、給油口を開けるためのオープナーレバーは運転席の足元付近(フロア側)にあります。

給油口の左右は、丸暗記よりもメーター内の給油機マーク横の矢印(◀)で確認するのが確実です。

ただし、細かい点での違いは存在します。ヤリスクロスはSUV特有の着座位置(ヒップポイント)の高さがあるため、運転席に座った状態から足元のレバーまでの距離が、通常のヤリスよりも少し遠く感じる場合があります。

「いつもの感覚で手を伸ばしたけれど届かない」「視界に入りにくい」と感じることがあるかもしれません。

その場合は、無理な体勢で操作しようとせず、一度車から降りるつもりでドアを広く開け、しっかりと目視しながら操作することをおすすめします。

また、内装の加飾パネルやスカッフプレート(ドア開口部の敷居プレート)のデザインがグレードによって異なるため、レバー周辺の景色が通常のヤリスと少し違って見えることもあります。

一部の上級グレードや特別仕様車では、フロアマットの厚みが増していてレバーが埋もれやすくなっているケースもあるため、納車されたばかりの時や初めてレンタカーで借りた時は、出発前に一度レバーの位置を確認しておくと安心です。

結論として、ヤリスからヤリスクロスに乗り換えた場合、あるいはその逆の場合でも、給油口の操作に関して新たな学習をする必要はほとんどありません。

基本は「運転席の足元付近(フロア側)のレバーで開ける」で共通です。

給油口の左右は車によって異なる場合もあるため、迷ったらメーターの矢印(◀)で確認しましょう。

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GRヤリスの給油口の開け方と油種注意

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WRC(世界ラリー選手権)のノウハウが注ぎ込まれたスポーツモデル、「GRヤリス」。

この車も「ヤリス」の名を冠している以上、給油口を開ける操作自体は標準モデルと同様です。

運転席足元付近(フロア側)のレバーを操作して給油口を開け、給油します。

給油口の左右は、丸暗記よりもメーターの矢印(◀)で確認するのが確実です。

しかし、GRヤリスオーナー、あるいはGRヤリスをレンタルしてドライブを楽しむ方が最も警戒しなければならないのが、「ガソリンの種類(油種)」の違いです。

一般的なヤリス(1.5Lガソリン車やハイブリッド車)は、経済的な「レギュラーガソリン」で走行するように設計されています。

これに対し、GRヤリス、特に1.6Lターボエンジンを搭載する「RZ」や「RC」といったグレードは、極めて高いエンジン性能を発揮するために、ノッキング(異常燃焼)耐性の高い「ハイオク(無鉛プレミアムガソリン)」の使用が指定されています。

GRヤリスへの誤給油はエンジン破損のリスクも!

「名前がヤリスだからレギュラーで大丈夫だろう」という安易な思い込みは禁物です。

ハイオク指定の高性能エンジンにレギュラーガソリンを入れてしまうと、エンジン本来のパワーが出ないばかりか、最悪の場合、異常燃焼によるエンジンの破損や故障を招く恐れがあります。

最近の車はセンサーで点火時期を調整してエンジンを守る機能がありますが、それでも長期的なダメージのリスクは残ります。

※詳しくは車両の取扱説明書や、メーカー公式サイトの主要諸元表をご確認ください。(出典:トヨタ 取扱説明書 | ヤリス | トヨタ自動車WEBサイト

なお、GRヤリスは年式やグレード構成が変更されることがあるため、「GRヤリス=必ずこの油種」と思い込みで判断するのは危険です。

現行(販売中)の仕様ではハイオク指定が基本ですが、過去モデルや中古車・レンタカーでは条件が変わる可能性もあるため、最終的には給油口裏のステッカー表示を必ず優先してください。

こうした背景があるので、「同じヤリス系でも油種が違うことがある」という点が紛らわしいのです。

間違いを防ぐための確実な方法は、給油ノズルを手に取る前に、必ず現車確認を行うことです。

多くの場合、給油口の扉を開けた裏側(フューエルリッドの裏面)に、「無鉛プレミアム」「ハイオク」といった指定燃料を示すステッカーが貼られています。

また、給油キャップ自体が色分けされていたり、文字が記載されていたりすることもあります。

「自分の記憶」よりも「目の前の表示」を信じることが、愛車のエンジンを守るための鉄則です。

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旧型ヴィッツとヤリスの給油口の違い

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日本国内において、長らくコンパクトカーの代名詞であった「ヴィッツ(Vitz)」。

2020年のフルモデルチェンジで世界統一名称である「ヤリス」へと生まれ変わりましたが、現在でも多くの中古車が現役で走っており、レンタカーとしても広く流通しています。

では、ヴィッツとヤリスで給油口の操作に違いはあるのでしょうか? 基本的には、ヴィッツもヤリスと同様に「運転席周りのレバー」で給油口を開ける構成が多いです。

給油口の左右は年式や仕様で異なる場合もあるため、迷ったらメーターの給油機マーク横の矢印(◀)、または車外からの目視で確認するのが確実です。

トヨタのコンパクトカー作りにおいて、この「使い勝手の良い配置」は長年継承されてきた伝統とも言えます。

ただし、ヴィッツは初代から3代目まで長い期間販売されていたため、年式や型式によって細かい差異があります。

例えば、初期のモデルや一部のグレードでは、レバーの形状が現在のヤリスのように「引き上げるタイプ」ではなく、小さなノブを手前に引くタイプであったり、配置場所がフロアではなくシートの側面に付いていたりするケースも稀に存在します。

また、長年使用された車両では、レバーと給油口をつなぐワイヤーが経年劣化で伸びてしまい、レバーを引くのに少しコツがいる(強く引かないと開かない)個体も出てきます。

もし記事の前半で解説した「ヤリスの開け方」を試してもレバーが見つからない場合は、シートの側面下部や、ダッシュボードの下側などをライトで照らして探してみてください。

それでも、基本思想である「運転席周りの物理レバーで開ける」という点は共通しています。

また、ヴィッツを含め、車種や年式によっては「メーター内の三角矢印(◀)」で給油口位置が分かるものもあります。

もし表示がある車であれば、最新のヤリスと同じようにメーターを確認すれば、即座に答えが見つかります。

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ヤリスの給油口の開け方で困った時の対処

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  • ヤリスの給油口が開かない時の対処法
  • 冬場のヤリスの給油口凍結への対策
  • ヤリスのガソリンの種類を間違えないコツ
  • 給油口キャップの閉め忘れを防ぐ方法

日常の給油であればスムーズに終わるはずが、急いでいる時や悪天候の時に限って「給油口が開かない!」というトラブルに見舞われることがあります。

ここからは、いざという時に焦らず対応できるよう、ヤリスの給油口トラブルに関する具体的な対処法や予防策を、整備士の知識を交えて詳しく解説します。

ヤリスの給油口が開かない時の対処法

ヤリスの給油口が開かない時の対処法
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運転席足元のレバーを力いっぱい引いているのに、給油口の扉が開く気配がない。

あるいは、レバーの手応えがスカスカで、何かが外れているような感覚がある。

こうした状況に直面すると非常に焦りますが、まずは冷静に原因を見極めることが大切です。

よくある原因の一つが、「扉を押し出すバネ(クリップ)の劣化や固着」です。

ヤリスの給油口は、レバーを引くことでロックの爪が外れ、同時に扉の根元にある樹脂製のバネの力で「ポンッ」と少しだけ浮き上がる仕組みになっています。

しかし、洗車不足でヒンジ部分が錆びていたり、樹脂パーツが劣化して弾力を失っていたりすると、ロックは外れているのに扉が浮き上がってこない(閉まったままに見える)という現象が起きます。

この場合の対処法として有効なのが、「二人一組での連携プレー」です。

一人が運転席でレバーを引き上げ続けた状態で、もう一人が外から給油口の扉の端(指がかかる窪みがある側)を指で軽く押したり、優しく引いたりしてみてください。

ロックさえ解除されていれば、手でアシストすることで簡単に開くケースが大半です。

もし一人の場合は、レバーの下に詰め物をして引き上げた状態を固定し、その隙に外へ回って開けるという裏技もありますが、レバー破損のリスクがあるため緊急時以外は推奨しません。

やってはいけないNG行動

絶対に避けてほしいのが、マイナスドライバーや車のキーの先端を隙間に突っ込んで無理やりこじ開けようとすることです。
テコの原理を使うと、薄いボディの鉄板は簡単に歪んでしまいますし、塗装が剥げて錆の原因になります。
こじ開けようとして傷だらけになった車を整備工場で何度も見てきましたが、修理費が高くつく結果になります。

もし、レバーを引いた感触が全くなく(抵抗がない)、ワイヤーが切れている疑いがある場合は、残念ながらユーザー自身での現場対応は困難です。

ヤリスの内装パネルを剥がして直接ワイヤーを操作する必要がありますが、これはプロの領域です。

無理をせず、最寄りのディーラーや、JAFなどのロードサービスに救援を要請するのが、結果的に最も早く、かつ安全に解決する方法です。

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冬場のヤリスの給油口凍結への対策

冬場のヤリスの給油口凍結への対策
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スキー場へのドライブや、寒波が到来した朝など、氷点下の環境では「給油口が凍り付いて開かない」というトラブルが頻発します。

これは故障ではなく、洗車時の水分や雪解け水が、ボディと給油口の扉のわずかな隙間に入り込み、冷気によって氷となって接着剤のように扉を張り付かせてしまうことが原因です。

この状態で力任せにレバーを引くと、プラスチック製のレバーが折れたり、ワイヤーが伸びてしまったりする二次被害につながります。

「凍っているかも」と思ったら、以下の手順で慎重に対処してください。

1. 振動を与えて氷を割る

まず試してほしいのが、給油口の扉周辺を物理的に刺激することです。

手袋をした拳の底で、給油口の扉そのものではなく、その「周囲」をトントンとリズミカルに叩きます。

また、扉の上から手でグッグッと押すのも有効です。

これにより、隙間で固まっている氷にヒビが入り、固着が解消されることがあります。

ただし、ボディが凹むほど強く叩いてはいけません。

2. ぬるま湯で溶かす

振動でも開かない場合は、お湯を使って氷を溶かします。ここで重要なのは温度です。

熱湯(100℃近いお湯)をかけると、冷え切ったボディや塗装面に急激な熱膨張が生じ、塗装割れやパーツの変形を招く恐れがあります。

必ず「人肌より少し温かい程度のぬるま湯(40℃〜50℃)」を使用してください。ペットボトルに入れて少しずつ隙間に流し込みます。

注意点として、かけたお湯は外気ですぐに冷えて再凍結します。

開いた後は、必ず乾いたタオルで水分を完全に拭き取ってください。


対処法メリットデメリット・注意点
解氷スプレー即効性があり、再凍結防止剤が含まれているものも多い。事前に購入・常備しておく必要がある。ゴムパーツへの影響を確認する。
ぬるま湯手に入りやすく、効果が高い。熱湯は厳禁。使用後の水分拭き取りが必須(再凍結リスク)。
暖気・移動最も安全で車へのダメージがない。車内温度が上がって氷が溶けるまで時間がかかる。地下駐車場などへ移動が必要。

冬場に寒冷地へ行く予定がある場合は、事前にカー用品店で「解氷スプレー」を購入し、トランクに入れておくのがベストな予防策です。

また、給油口の隙間にシリコンスプレーなどを薄く塗布しておくと、ゴムパッキンへの氷の固着を防ぐ効果も期待できます。

これらのお湯やスプレーを使った対処をした後は、必ず乾いた布で水分を丁寧に拭き取ってください。

そのまま放置すると、水分が再び凍り付いてしまい、次はさらに強固に開かなくなってしまうリスクがあるからです。

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ヤリスのガソリンの種類を間違えないコツ

ヤリスのガソリンの種類を間違えないコツ
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先ほどGRヤリスの項目でも少し触れましたが、セルフスタンドが主流となった現在、「油種の入れ間違い(誤給油)」は誰にでも起こり得る身近なトラブルです。

特に、会社の営業車やレンタカー、代車など、普段とは違うヤリスに乗っている時は、無意識のうちに自分の車の感覚でノズルを選んでしまうことがあります。

整備士として断言しますが、誤給油はエンジンにとって致命的なダメージを与える可能性があります。

ここでは、絶対に間違えないためのプロの確認テクニックを伝授します。

1. 「ノズルの色」で直感的に判断する

日本のガソリンスタンドでは、給油ノズルの色に一定の目安(赤=レギュラー、黄=ハイオク、緑=軽油)があり、これを覚えておくだけでミスの確率は格段に下がります。

とはいえ、店舗や機器によって見え方が違うこともあるため、最終的にはノズル付近の油種表示と、次の「給油口ステッカー」のダブルチェックが最も確実です。

  • 赤色ノズル(目安) = レギュラーガソリン 一般的なヤリス(1.0L/1.5Lガソリン車)、ヤリスハイブリッド、ヤリスクロスのほとんどがこれです。
  • 黄色ノズル (目安)= ハイオク(無鉛プレミアム) GRヤリス(RZ/RCなど)や、一部のカスタムチューニングカーが該当します。
  • 緑色ノズル(目安) = 軽油(ディーゼル) トラックやバスなどのディーゼルエンジン車用です。ヤリスに入れるとエンジンがかからなくなり、高額な修理費がかかります。

※色は便利ですが、必ず油種表示(文字)でも確認してください。

2. 給油口の「ステッカー」を指差し確認

記憶に頼るのは危険です。必ず給油口の扉を開けた裏側(フューエルリッドの裏面)を見てください。

そこには、その車が指定する燃料の種類が記載されたステッカーが貼られているはずです。

「無鉛プレミアム」と書かれていればハイオク(黄色ノズル)、「無鉛ガソリン」であればレギュラー(赤色ノズル)です。

レンタカーなどでは、親切に「レギュラー満タン返し」といったテプラが貼られていることもあります。

ノズルを手に取る前に、このステッカーを指差し確認する習慣をつければ、誤給油のリスクを大幅に減らせます。

もし間違った燃料を入れてしまったら?

給油中に「あっ、間違えた!」と気づいた場合、あるいは給油後に気づいた場合は、絶対にエンジンをかけないでください。

エンジンを始動させると、間違った燃料が燃料ポンプやインジェクター、エンジン内部へと循環してしまい、被害が拡大します。

エンジンさえかけなければ、タンク内の燃料を抜き替えるだけで済む場合がほとんどです。

気づいた時点でそのままスタンドのスタッフに事情を話し、レッカー移動や整備工場への搬送を手配してください。

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給油口キャップの閉め忘れを防ぐ方法

給油口キャップの閉め忘れを防ぐ方法
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給油が終わってホッと一息ついたとき、意外とやってしまうのが「キャップの閉め忘れ」や「置き忘れ」です。

セルフスタンドの給油機の上にポツンと置かれたキャップを見かけることは珍しくありません。

キャップを無くすと、雨水やゴミがタンク内に入り込む原因になりますし、純正部品を取り寄せる手間もかかります。

キャップ置き場(ホルダー)を活用する

ヤリスの給油口の扉(フューエルリッド)の裏側には、外したキャップを一時的に掛けておくための「ハンガー(ホルダー)」が装備されています。

多くの人が、外したキャップを給油機の上や車の屋根に置きがちですが、これは置き忘れの最大の原因です。

また、キャップについているガソリンの雫がボディに垂れて塗装を傷めるリスクもあります。

給油口を開けたら、キャップは必ずこのホルダーに「カチッ」とセットする。これを一連の動作として体に覚え込ませましょう。

「カチッ」と音がするまで確実に閉める

給油が終わり、キャップを閉める際は、時計回りに回していきます。

ある程度回すと抵抗を感じますが、そこで止めずに、さらに回してください。

「カチッ(あるいはカチカチッ)」というクリック音がするまで回すのが正解です。

この音は、キャップが適切なトルク(強さ)で締まり、パッキンが密着してタンク内が密封された合図です。

締め付けが不十分だと、走行の振動で緩んでしまうだけでなく、気化したガソリンが大気中に漏れ出す原因になります。

さらに、最近の車は環境性能に厳しいため、タンク内の圧力が逃げていることをセンサーが検知し、スピードメーター内の「エンジン警告灯」を点灯させてしまうこともあります。

「警告灯がついた!」と慌てて入庫されたお客様の車が、実はただのキャップの閉め忘れだった、というのは整備現場ではよくある話です。

給油前の「静電気除去」もお忘れなく!

給油口を開ける前には、必ず給油機に備え付けられている「静電気除去シート」にタッチしましょう。特に冬場は、体に溜まった静電気が給油口付近のガソリン蒸気に引火する事故が稀に発生しています。「まさか自分が」と思わず、安全のためのルーティンとして取り入れてください。(出典:東京消防庁『セルフ式ガソリンスタンドを安全に利用するために』

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ヤリスの給油口の開け方に関するよくある質問 (FAQ)

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Q1.
ヤリスの給油口レバーはどこにありますか?
A.

ヤリスの給油口レバー(フューエルリッドオープナー)は、運転席の足元付近(フロア側)にあります。内装色と同化して見つけにくい場合があるので、一度ドアを開けて車外から覗き込むと見つけやすいです。近くにボンネットレバーもあるため、給油機マークを目視確認してから操作しましょう。


Q2.
給油口が左右どちらにあるか、一瞬で判断する方法は?
A.

運転席からは、メーター内の給油機マーク横の三角矢印(◀)を見るのが確実です。矢印が指している側が給油口のある方向です。レンタカーやカーシェアなどで車に慣れていない時も、この方法なら迷いにくくなります(※車種や年式によっては表示がない場合もあります)。


Q3.
レバーを引いても給油口が開かない時はどうすればいい?
A.

まずは落ち着いて、レバーを引いたまま給油口側を軽く押す/引く方法を試してください。ロックが外れていても、バネやヒンジ部分の固着で扉が浮き上がらないことがあります。
ただし、マイナスドライバー等でこじ開けるのはNGです(ボディや塗装を傷めます)。レバーの手応えが極端に軽いなど、ワイヤー切れの疑いがある場合は無理せずディーラーやJAF等のロードサービスに相談しましょう。


Q4.
GRヤリスはレギュラーで給油しても大丈夫ですか?
A.

GRヤリスはハイオク指定の仕様が多いため、思い込みでレギュラーを入れるのは危険です。年式・仕様によって条件が変わる可能性もあるので、給油前に必ず給油口裏のステッカー表示(無鉛プレミアム/無鉛ガソリン等)を確認してください。ノズルの色は目安として便利ですが、最終的には油種表示(文字)+ステッカーでダブルチェックするのが確実です。

まとめ:安全なヤリスの給油口の開け方

今回は、ヤリスシリーズの給油口の開け方について、レバーの場所から車種ごとの違い、トラブル対処法までを整備士の視点で詳しく解説しました。

最後に、重要ポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

  • ヤリスの給油レバーは「運転席の足元付近(フロア側)」にある(多くの日本仕様では右足元あたり)。
  • 給油口の左右は丸暗記せず、迷ったらメーターの三角(◀)を見る。
  • 冬場に凍結して開かない時は、叩いたりお湯を使ったりして慎重に対処する(こじ開け厳禁)。
  • GRヤリスは現行仕様ではハイオク指定が基本。ただし年式・仕様で変わる可能性もあるため、必ずステッカーを確認する。
  • 給油キャップはホルダーに掛け、最後は音がするまで確実に閉める。

給油は、車に乗る上で避けては通れない作業です。しかし、ガソリンという可燃物を扱う以上、そこには常にリスクが潜んでいることも忘れてはいけません。

「レバーが見つからない」「開かない」といった不測の事態に直面しても、焦って無理な操作をせず、落ち着いて対処することが、あなたと同乗者の安全を守ることにつながります。

この記事が、あなたの快適で安全なカーライフの一助になれば嬉しいです。

もしどうしても操作に不安がある場合や、トラブルが解決しない場合は、遠慮なくガソリンスタンドのスタッフさんや、お近くのディーラーに声をかけてみてくださいね。

プロはいつでもあなたの味方です。

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