スロットルボディ清掃の料金はいくらなの?店舗別対応まとめ
スロットルボディ清掃の料金は、一体いくらくらいかかるのでしょうか。
愛車のアイドリング不調や燃費の悪化を感じ、清掃の効果を期待している方も多いと思います。
しかし、実際にどこで依頼すればよいのか、例えばオートバックスやイエローハットといったカー用品店で対応してもらえるのか、それともトヨタ ディーラーのような正規店に頼むべきか迷ってしまいます。
また、スロットルボディが汚れる原因は何ですか?といった疑問や、清掃後のトヨタ車におけるスロットルボディ清掃のリセット作業の必要性についても気になるところです。
ISCVの清掃をオートバックスで同時に頼めるのか、あるいはエスティマのような特定車種のスロットルボディ清掃料金はいくらになるのかも知りたい点でしょう。
汚れがひどい場合、スロットルボディの寿命や交換時期が来ていて、高額なスロットルボディ交換費用が発生しないかも心配です。
この記事では、筆者が実際に店舗へ電話調査した結果に基づき、スロットルボディ清掃の料金や依頼先について詳しく解説します。
- スロットルボディ清掃の基本的な知識や汚れる原因
- 清掃による具体的な効果や交換が必要なケース
- オートバックスやイエローハットなど店舗別の対応状況
- ディーラーでの対応や清掃後のリセット作業の必要性
スロットルボディ清掃の料金と基本知識

- スロットルボディが汚れる原因は何ですか?
- スロットルボディ清掃で期待できる効果
- 清掃はどこで依頼できるか
- 寿命や交換時期とスロットルボディ交換費用
スロットルボディが汚れる原因は何ですか?

スロットルボディが汚れる主な原因は、エンジン内部から発生するブローバイガスや、エンジンの吹き返しによるカーボン・スラッジの蓄積です。
エンジンは作動中、ピストンとシリンダーの隙間から、燃焼しきれなかった未燃焼ガス(ブローバイガス)がわずかにクランクケース内へ漏れ出してしまいます。
現在の車は、大気汚染防止のため、この有害なブローバイガスを大気中に放出することが法律で禁止されています。(出典:国土交通省「第31条(ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置)」)
そのため、ブローバイガスを再び吸気側(エアクリーナーとスロットルボディの間)に戻し、空気と一緒にエンジンで再燃焼させる仕組み(PCV=ブローバイガス還元装置)が採用されています。
このブローバイガスには、エンジンオイルが蒸気化したオイルミストや水分、そしてガソリンの燃えカスであるカーボン(煤)やスラッジ(ヘドロ状の汚れ)が多量に含まれています。
これらが空気の通り道であるスロットルボディ内部、特に空気量を精密に調整するバタフライバルブの縁や、バルブが閉じた際のわずかな隙間に付着し、時間とともに粘着質の頑固な汚れとして蓄積していきます。
特に、短距離の走行が多い、いわゆる「チョイ乗り」が中心の車は注意が必要です。
エンジン内部の温度が十分に上がりきらない(水温が安定しない)うちに走行が終わってしまうため、ブローバイガスに含まれる水分やガソリン成分が蒸発しきれず、乳化して汚れが溜まりやすい傾向があります。
また、空気中のチリやホコリをろ過するエアフィルター(エアクリーナーエレメント)の交換を長期間怠っていると、フィルターで取り切れなかった微細なホコリやゴミも、ブローバイガスのオイルミストと結合し、汚れの蓄積をさらに助長する場合があります。
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スロットルボディ清掃で期待できる効果

スロットルボディを清掃することにより、主にアイドリングの安定化、そして燃費や加速レスポンスの改善が期待できます。
汚れが蓄積すると、ECU(エンジンコンピュータ)が制御するアイドリング時に必要な、バタフライバルブのわずかな隙間からの空気の流入量が、設計値よりも減少してしまいます。
ECUは、エアフローセンサーやO2センサーからの情報に基づき、この汚れによる空気量不足を「異常」ではなく「そういうもの」として学習し、バルブの開き具合や燃料噴射量を自動で補正しようと試みます。
しかし、汚れがその補正の限界を超えると、ECUは正確な空気量を制御できなくなり、アイドリングに必要な空気が不安定になりがちです。
結果として、アイドリング回転数が基準値よりも低くなる、信号待ちなどで回転数が上下する(ハンチング)、エアコンを入れると回転数が極端に落ち込む、あるいは信号停止直前にブルブルと震えてエンストしそうになる、といった典型的なアイドリング不調を引き起こします。
清掃によってこれらの頑固な汚れを除去すると、空気の流れが設計通りにスムーズになり、新車時に近い吸入空気量を確保できます。
これにより、ECUが無理な補正を行う必要がなくなり、安定したアイドリング状態を取り戻すことが可能です。
また、アクセルペダルの操作(電子制御スロットルの場合はアクセル開度信号)に対して、空気量がリニア(直線的)に応答するようになるため、発進時や加速時の「一瞬ためらうような」もたつきが解消されることもあります。
エンジンが効率よく燃焼できるようになる(=適切な空燃比に近づく)ため、副次的に燃費性能が回復するケースも少なくありません。
ただし、これらの効果は汚れの蓄積度合いや車両の状態によって異なります。
あくまで「新車時の性能に近づける」ためのメンテナンスであり、効果が限定的な場合もあることは理解しておく必要があります。
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清掃はどこで依頼できるか

スロットルボディの清掃作業は、専門的な知識と設備が必要となるため、主に自動車ディーラーや、診断機(スキャンツール)を保有する民間の整備工場で依頼するのが一般的です。
その最大の理由は、近年の車(おおむね2000年代以降に設計された車両)のほとんどが、アクセルペダルとスロットルバルブがワイヤーで機械的に繋がっていない「電子制御スロットル(電スロ)」を採用しているためです。
電子制御スロットルは、アクセル開度をセンサーで読み取り、ECUがモーターを駆動させてバルブの開き具合を最適に制御する非常に精密な部品です。
このため、清掃方法を誤ると重大な不具合を引き起こすリスクがあります。
例えば、バルブの隙間を密閉するために塗布されている特殊なコーティング(モリブデンコートなど)を、強力なクリーナーや硬いブラシで剥がしてしまうと、設計値以上に隙間が大きくなります。
その結果、清掃前とは逆にアイドリング回転数が高くなりすぎる、回転数が下がらなくなる、といった不調の原因となります。
さらに重要な点として、清掃後にはECUに記憶された「汚れた状態」を前提とした学習値をリセット(初期化)し、清掃後の「クリーンな状態」を再学習させる作業が必要になる車種が大多数を占めます。
このリセット作業には、各メーカーや車種に対応した専用の診断機が必須となるため、ディーラーや設備の整った整備工場が確実な依頼先となります。
オートバックスやイエローハットといったカー用品店については、店舗の設備体制や整備士の習熟度によって対応が大きく分かれるのが実情です。
DIY(個人での作業)も、前述のリスクやリセット作業の必要性から、特に電子制御スロットル車に関しては推奨されません。
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寿命や交換時期とスロットルボディ交換費用

スロットルボディという部品自体には、スパークプラグやオイルフィルターのような、明確な寿命や定期的な交換時期は設定されていません。
基本的には、エンジン本体やトランスミッションと同程度の耐久性を持つ部品として設計されています。
しかし、スロットルボディは単なる空気の弁ではなく、前述の通り、内部に空気量を制御する精密なモーターや、バルブの開き具合をECUにフィードバックするセンサー(スロットルポジションセンサーなど)が組み込まれた電子制御ユニットです。
もし、これらの電子部品が経年劣化や何らかのトラブル(内部のギア欠けや基板のハンダクラックなど)で故障した場合、清掃では症状が改善しません。
多くの場合、スロットルボディのアッセンブリ(ユニット全体)交換が必要となります。
故障の症状としては、清掃を行ってもアイドリング不調が一切改善しない、エンジン警告灯が点灯する(診断機でスロットル関連のエラーコードが検出される)、アクセルを踏んでも回転数が上がらない、あるいは極端に反応が鈍くなる「フェイルセーフモード」に入るといったものが挙げられます。
フェイルセーフモードとは、ECUが重大な異常を検知した際に、運転者の安全を確保するために意図的にエンジン出力を制限し、最低限の走行(例:時速30km程度)を可能にする保護機能です。
スロットルボディの交換費用は、部品代と工賃を合わせて、車種にもよりますが35,000円から80,000円程度が目安です。
輸入車や一部の高性能車では10万円を超えることもあり、比較的高額な修理となる傾向があります。
費用を抑える方法として、新品部品ではなく「リビルト品(再生部品)」を使用する選択肢もあります。
リビルト品は、故障した部品を専門業者が分解・洗浄・修理したもので、新品より安価(おおむね新品の5~7割程度)でありながら保証が付いている場合が多いです。
ただし、整備工場によってはリビルト品の持ち込みを許可していない場合もあるため、事前に相談が必要です。
項目 | 概要 |
部品の寿命 | 明確な定期交換時期はない(準・耐久部品) |
故障原因 | 内部のモーター故障、センサー故障、電子基板のトラブルなど |
故障時の症状 | 清掃で治らない不調、エンジン警告灯の点灯、フェイルセーフモード突入 |
交換費用(目安) | 35,000円 ~ 80,000円程度(車種により変動) |
費用抑制策 | リビルト品(再生部品)の活用(要・工場相談) |
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店舗別スロットルボディ清掃の料金と対応

- イエローハットの調査結果
- オートバックスの調査結果
- ISCV清掃はオートバックスで可能か
- トヨタ ディーラーでの対応
- エスティマのスロットルボディ清掃料金
- トヨタ車のスロットルボディ清掃とリセット
イエローハットの調査結果

スロットルボディ清掃をイエローハットで依頼できるかについて、筆者が全国の店舗からランダムに5店舗を選び、電話で問い合わせを行いました。
調査の結果、5店舗すべてにおいて「スロットルボディの清掃作業は対応不可」との回答でした。
店舗から得られた主な理由は、「電子制御スロットルの場合、清掃作業後に学習値のリセットが必要となり、当店ではその作業(診断機によるリセット)ができないため」「清掃によって逆に不具合(アイドリングのハンチングなど)を引き起こす可能性があるため、専門的な内容として受け付けていない」といった内容が中心です。
中には、「ディーラーでないと専用の機器がなく、作業後の調整が完結できない」と、具体的な理由を説明してくれた店舗もありました。
これは、店舗側としても中途半端な作業を行い、結果としてトラブルやクレームに発展することを避けたいというリスク管理の側面が強いと考えられます。
これらの回答から、イエローハットではスロットルボディの清掃作業を、作業の難易度やリスク、そして作業後の調整(リセット)の問題から、原則として行っていない店舗が多いと推察されます。
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オートバックスの調査結果

次に、オートバックスでの対応について、同様に全国からランダムに5店舗を選び、電話調査を実施しました。
結果として、5店舗のうち4店舗は「対応不可」でしたが、1店舗のみ「対応可能」との回答を得ることができました。
対応不可とした4店舗の理由は、イエローハットの場合とほぼ同様で、「電子制御スロットルのため作業後のリセットが当店ではできない」「作業後に不具合が出るリスクを避けたい」というものでした。
やはり、電子制御スロットルの調整作業が大きな障壁となっているようです。
一方で、唯一「対応可能」と回答した1店舗からは、具体的な料金についても情報を得ることができました。
その店舗での価格は、使用するワコーズやクレ(KURE)といったクリーナーの代金(例:約1,400円)に加えて、作業工賃が約3,300円程度から、とのことでした。
この工賃設定から推測すると、スロットルボディ本体を取り外して裏側まで徹底的に清掃する「脱着清掃」ではなく、エアクリーナーダクトを外し、スロットルボディが装着されたままの状態でクリーナーを吹きかけて簡易的に清掃する「簡易清掃」である可能性が高いと考えられます。
興味深いことに、この対応可能な店舗は、ピットメニューとしてインジェクターなどの清掃も行う「フューエルラインクリーニング」も取り扱っている店舗でした。
逆に対応不可だった他の4店舗では、フューエルラインクリーニングも非対応でした。
これは単なる偶然かもしれませんが、専門的なケミカルメンテナンスに力を入れている店舗かどうかの一つの判断材料になるかもしれません。
このことから、オートバックスの対応は全店一律ではなく、店舗の設備や技術、取り扱っているピットメニューの充実度によって異なると言えます。
もしオートバックスでの作業を希望する場合は、近隣の店舗に直接電話などで問い合わせ、車種と作業内容(リセット作業の可否を含む)を具体的に確認する必要があります。
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ISCV清掃はオートバックスで可能か

ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)の清掃をオートバックスで依頼できるかですが、これは非常に難しいと考えられます。
まず、ISCVという部品の性質を理解する必要があります。
ISCVは、主にアクセルペダルがワイヤーで操作される機械式スロットル(ワイヤー式)において、アイドリング時の空気量をスロットルバルブとは別系統で制御するために装着されていた部品です。
電子制御スロットルが主流となった現代の車には、このISCV自体が搭載されていないケースがほとんどです。
なぜなら、ECUがスロットルバルブのモーターを直接精密に制御することで、ISCVの役割も兼ねている(=アイドリング時の空気量もスロットルバルブ本体で調整している)ためです。
したがって、ISCV清掃が必要となるのは、主に2000年代前半以前の古い年式の車種に限られます。
前述の通り、オートバックスではスロットルボディ清掃自体の対応が店舗によって限定的です。
ISCVが搭載されているような古い年式の車種の場合、ISCV本体の分解・清掃はスロットルボディ清掃以上に専門知識を要する場合があり、カー用品店での対応はより限定的になるでしょう。
ISCVの不調が疑われる場合は、年式も考慮し、旧車やその車種の整備に強い専門の整備工場、あるいはディーラーへ相談するのが賢明です。
トヨタ ディーラーでの対応

トヨタ ディーラーでは、当然ながらスロットルボディの清掃および関連するリセット作業に確実に対応しています。
ディーラーは、自社が製造・販売した車両の構造を最も熟知しています。
そのため、車種ごとに異なるスロットルボディの正しい清掃手順(例:コーティングを剥がさない専用クリーナーの使用や清掃方法)を把握しており、作業後の学習値リセットも専用の診断機(GTS:Global TechStreamなど)を用いて確実に行うことが可能です。(出典:トヨタ自動車株式会社「クルマの点検・整備」)
アイドリング不調などの症状で車両を持ち込んだ場合、整備士はまず診断機を接続してエラーコードの有無や、スロットル開度センサー、エアフローメーターなどの実測値(ライブデータ)を確認します。
その結果、他に故障箇所がなく、不調の原因がスロットルボディの汚れにあると判断されれば、清掃作業が提案されます。
料金は車種や作業内容(スロットルボディを完全に取り外して裏側まで清掃するか、装着したまま簡易的に清掃するか)によって異なりますが、一般的に10,000円から20,000円程度が目安となることが多いようです。
作業の確実性と、清掃後の万が一の不具合(リセットがうまくいかない等)に対する保証やアフターフォローを含めた安心感を最優先するならば、ディーラーへの依頼が最も推奨される選択肢です。
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エスティマのスロットルボディ清掃料金

トヨタの人気ミニバンであるエスティマ(特に2006年以降の50系など)のスロットルボディ清掃料金についても、ディーラーや専門の整備工場で依頼した場合、一般的な相場内(10,000円~20,000円程度)に収まると考えられます。
エスティマに搭載されている代表的なエンジン(例:2.4Lの2AZ-FEエンジンや3.5Lの2GR-FEエンジン)も、当然ながら電子制御スロットルを採用しています。
したがって、清掃には他の現代のトヨタ車と同様に、バルブのコーティングに配慮した手順と、診断機による学習値のリセット作業が必要となります。
作業内容が他の車種と大きく異なるわけではないため、料金が極端に高額になることは考えにくいです。
ただし、整備工賃は、スロットルボディへのアクセス性(取り外しやすさ)によって変動する場合があります。
ミニバンのエンジンルームは、ボンネットのスペースが限られているため、部品が密集して配置されていることが多いです。
エスティマの場合、車種やエンジン型式によっては、スロットルボディがエンジンルームの奥まった位置(インテークマニホールドの下など)にあり、取り外すために他の部品(カウルトップパネルやワイパーユニット、インテークマニホールドの一部など)を先に外す必要がある車種も存在します。
その場合、作業の手間(工数)が増えるため、簡易清掃ではなく脱着清掃を依頼すると、工賃が相場よりやや高めに設定される可能性があります。
エスティマの正確な清掃料金を知りたい場合は、最寄りのディーラーや整備工場へ車検証の情報を(特に車台番号)を伝えた上で、見積もりを依頼するのが確実です。
車台番号によって、車両の正確な仕様や必要な工数を特定できるため、より正確な見積もりが可能になります。
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トヨタ車のスロットルボディ清掃とリセット

トヨタ車(に限らず、近年の電子制御スロットルを採用する全ての車)において、スロットルボディの清掃を行った後は、ECUの学習値をリセットする作業が実質的に不可欠です。
その理由は、ECUが清掃前の「汚れた状態」(=空気の通り道が狭い状態)に合わせて、バルブの最適な開き具合を長期間かけて学習・補正しているためです。
ECUは「このくらいバルブを開けば、アイドリングに必要な空気が確保できる」という値を記憶しています。
この状態でスロットルボディを清掃し、急に空気の通り道が(汚れの分だけ)広がると、ECUが記憶している学習値(清掃前の開き具合)のままバルブを開くため、必要以上の空気がエンジンに流入してしまいます。
このECUの「認識」と「現実」のギャップが原因で、清掃前は回転数が低かったのに、清掃後は逆にアイドリング回転数が異常に高くなる(例:1500rpm以上で高止まりする)、回転数がハンチングする(上がったり下がったりを繰り返す)といった、新たな不具合(いわゆる「清掃失敗」)が発生してしまいます。
このズレを解消し、清掃後の「クリーンな状態」をECUに正しく再認識させるため、清掃後は診断機を接続してスロットルバルブの学習値を初期化(リセット)する必要があります。
一部の旧車種では、バッテリーのマイナス端子を一定時間外す(ECUリセット)ことで対応できる場合もありました。
しかし、現代の車はパワーウィンドウのオート設定、ナビゲーション、時計、パワーバックドア、ステアリング舵角センサーなど、非常に多くの電子機器がバッテリーバックアップに依存しています。
安易なバッテリー外しは、これらのメモリーをすべて消去してしまい、再設定の手間や、最悪の場合は他の電子機器の不具合を誘発しかねません。
DIYでのスロットルボディ清掃が推奨されない最大の理由が、この「診断機によるリセット作業の必要性」と「清掃方法の繊細さ」にあると言えます。
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総括:スロットルボディ清掃の料金と依頼先
記事のポイントをまとめます。





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