【三菱ふそう キャンター】によく出るアドブルー系故障コード【520559-31】システム情報7の消去方法をご紹介します。
システム情報7が消去しても消えないと困っていませんか?
なぜ、この故障コードだけ消えないの?
故障コードが消えないのはすごく困りますよね。
ちなみにシステム情報6もこの方法で消去出来ますよ。
とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。
自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。
自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。
車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。
整備士歴26年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。
520559-31 システム情報7とは?
整備マニュアルではシステム・インフォメーション7と記載があるかと思います。
システム情報7と同じものです。故障コードは【6FF1FF】もしくは【520559-31】です。
これはSCR関連の不良が発生した時に入る故障コードになります。
通常は他の故障コードと一緒に入るようです。
一緒に入っていた故障コードは【1761-12】構成部品’AdBiueⓇ充填レベル・センサ’が故障していますが出ていましたが消去してシステム情報7だけ残っています。
↓キャンター4P10エンジンダイアグノーシス(故障コード・DTC)一覧【まとめ】↓
故障コードを消す為に必要な物
スキャンツール(診断機)で故障コードを確認します。
普段使用しているスキャンツール(診断機)
作業する上で必ず必要になるのがスキャンツール(診断機)ですね。これがなければ始まりません。
バッテリーを外して消去(出来るか分かりません)などはしない様にして下さい。
トラブルの原因になりますのでスキャンツールを使用しましょう。
GAMが使用しているのはG-SCN2でしたが、【G-SCN Z】を導入しました。
やはり、コード付の方が準備も早く充電の必要がないので一番のオススメです!!
↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓
↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑
車種により相性が良くない事もあるので、メーカー違いで【バンザイ MST-nano】も使用しています。
↓無線接続できるのでコードが気にならない↓
↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑
両方使用した個人的な感想は、故障診断がメインなら断然コード付【G-SCN Z】がオススメです。
【バンザイ MST-nano】も無線で便利なのですが、準備に少し手間がかかるのとデータ表示にタイムラグがある為、GAMの所では故障診断にも使いますが主にOBD検査時に使用する予定です
520559-31 システム情報7消去方法
自己診断モードで通常の消去方法では先程と同じ様にシステム情報7だけ残ります。
ですので、消去する為には作業サポートの項目に入ります。
一番下までスライドすると【エンジンコントロールユニット学習値リセット】があります。
これはAdblueシステム異常をリセットする為の項目になります。
これを実行してリセットします。
リセットできましたら自己診断に戻ります。
システム情報7はまだ残っている状態です。
再度、消去をします。
これで、無事に消去できました。
【動画】で見る520559-31 システム情報7消去方法
最後に、動画を見て頂くと分かりやすいかと思います。
実際にシステム情報7を消去した動画を見て下さい。
動画はいかがでしたか?
文章で伝えきれない部分も、ご理解出来たと思います。
この記事を参考に作業する上での注意点
この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。
今回紹介した工具・用品のまとめ
↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓
↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑
↓無線接続できるのでコードが気にならない↓
↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑
GAMの記事はいかがでしたか?
皆さんのお役に少しでもたてましたか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
↓キャンター4P10エンジンダイアグノーシス(故障コード・DTC)一覧【まとめ】↓
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