【キャンター 】ENGOIL橙ランプだけ点灯【リセット方法】98-17 三菱ふそう 2PG-FBA60 4P10 小型 修理事例

自動車整備・修理
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【三菱ふそう キャンター】メーターに表示されたエンジンオイル(だいだい)ランプをリセットできた方法をご紹介します。

エンジンオイルランプが消えなくて困っていませんか??

出来れば、車屋さんに出さずに解決したいですよね。

でも、車両に搭載されている取扱説明書の内容だけでは解決できなかったです。

エンジンオイル補充して、エンジンオイルリセットしても直りません。

しかし、今回はスキャンツール(診断機)なしで解決する事ができました。

それではGAMが、実際にリセットできた方法を詳しくご説明したいと思います。

とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。

自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。

自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。

車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。

GAM
GAM

整備士歴26年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。

↓エンジンオイル交換後のリセット方法はこちら↓

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修理対象車両情報・依頼内容・修理費用

修理対象車両情報:三菱ふそう キャンター 2PG-FBA60 4P10 R02/12 35000km 

依頼内容:ENGOIL(橙)点灯

修理費用:8000円+税

GAM
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依頼内容の修理費用は高いですか?それとも安いですか?

なぜ、このような金額になるのかを作業内容や修理方法を交えて解説していきたいと思います。

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車両故障診断・原因

エンジン始動後、マルチインフォメーションディスプレイに【ENGOIL(橙)】点灯しています。エンジンチェックランプの点灯はありません。

エンジンの吹けなどは問題なさそうです。

お客様のお話では…「エンジンオイルが少なかったので補充したがランプは消えなかった。さらにエンジンオイルのリセットしても、ランプは消えなかった」と聞いております。

ENGOIL(橙)点灯する条件

ENGOIL(橙)が点灯する条件は以下になります。

ENGOIL(橙)のみ表示した時
●エンジンオイル量不足

ENGSYS(橙)と交互に表示した時
●エンジンオイルに混入する燃料の量が上限を超えた
●長期間エンジンオイルが交換されていなかったとき

【ENGOIL(橙)】を表示した時は、エンジンオイル量が低下しています。エンジンオイル量を点検して下さいと、取扱説明書に記載があります。

それではエンジンオイル量の点検をします。

エンジンオイル量点検方法

エンジンオイルを補充した時は、5分以上おいてからオイル量の確認をします。

エンジン始動前にオイルレベルゲージを抜きHIGHとLOWの補給時油量にあるかを確認します。

エンジンを始動して水温計が8目盛(インジケーター中央)程度になるまで暖気運転します。

エンジンを停止して15分以上おいてからオイルの量を確認します。
この時に補給時油量の範囲にあれば問題ありません。

〇印のFULLを越えている場合はエンジンオイル交換になります。

GAM流エンジンオイル量点検方法

正しい方法ではないのですが、GAMはエンジン始動後10秒位で停止してオイルレベルゲージのHIGHとLOWの真ん中ぐらいを目安にオイル量を調整しています。これで、正しい方法で見た時にはオイルレベルゲージ8分目くらいの量になります。

現在のオイルレベルゲージの状態

補給時油量の範囲に入っているのでオイル量には問題ありません。

次は、エンジン故障コードの確認をします。

エンジン故障コード確認

作業する上で必要になるのがスキャンツール(診断機)ですね。

バッテリーを外して消去(出来るか分かりません)などはしない様にして下さい。
トラブルの原因になりますのでスキャンツールを使用しましょう。

GAMが使用しているのはG-SCN2ですが、三菱ふそうのファイターや新型車など不具合は若干ありますが現役で使用しております。次買い替えるなら、やはりバンザイの診断機ですね。

↓おすすめのコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

しかし、今回はスキャンツールを使用しないで故障コードを確認と消去いたします。

↑この方法で故障コードの表示と消去ができます↑

上記の故障コード表示はSPNが98でFMIが17と表示されています。この場合はエンジン故障コード98-17となります。

98-17:エンジンオイルレベル低下

620011 エンジンオイルレベル低下

エンジンオイル量が規定値未満を検出で記録されます。

エンジンオイルウォーニングランプ(橙)が点灯します。

スターターSW をOFF→ON にしたときに正常な信号になれば復帰(ECU への電源再投入)します。

↑エンジン故障コードを一覧にまとめています↑

オイルレベルセンサーの位置

エンジンオイル量が正しく入っているのに、故障コードが頻繁に入るようならオイルレベルセンサー不良の可能性もありますね。

オイルレベルセンサーの場所は車体右側のオイルパンに付いています。

赤丸の付近にあります。

この部分が、オイルレベルセンサーになります。

今回は、オイルレベルセンサーに問題ありませんでした。

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原因

エンジンオイル量が少なくなって故障コード【98-17:エンジンオイルレベル低下】が入っていたのが原因ですね。

故障コードを【ERASE YES】で消去します。

エンジン再始動後、マルチインフォメーションディスプレイにENGOIL(橙)の表示されなくなりました。

これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。

この記事を参考に作業する上での注意点

この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。

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マニュアル記載のリセット消去方法

GAMは実際にはしていませんがこの方法でもリセットできるみたいです。

●発生しているダイアグコードを確認します。故障コード【98-17:エンジンオイルレベル低下】このダイアグコード以外が出ている場合は、先に他のダイアグコードを対処します。

●オイルレベルゲージでエンジンオイル量の点検後、必要に応じてオイル交換・補充をします。

●スタータースイッチをOFFからONにして3秒以上経過後(エンジンは始動しない)ENGOIL(橙)が点灯していない事を確認します。

※スタータースイッチをONにした後、3秒経過前にエンジンを始動した場合ENGOIL(橙)とダイアグコードは消えません。

●ENGOIL(橙)が消えない時は、エンジンを始動して2分以上稼働させます。その後、アフターランを完了させ、エンジンを1時間以上停止させてから再度エンジンオイル量を点検します。(スタータースイッチをONにして3秒以上経過後(エンジンは始動しない)ENGOIL(橙)が点灯していない事を確認します

●これで消えれば作業完了です。この方法でも消えない時はGAMの方法も試して下さいね。

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参考修理費用・部品価格

部品価格:0円

部品価格:合計 0円

作業工賃:故障診断・リセット作業 8000円

作業工賃:合計 8000円

参考価格:部品価格+作業工賃=合計 8000円+税です。

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今回紹介した工具・用品のまとめ

↓おすすめのコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

GAMの記事はいかがでしたか?

皆さんのお役に少しでもたてましたか??

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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