【デュトロ】チェックエンジン点灯・排出ガス浄化装置ランプ点滅したのでマフラー洗浄!P2458 日野 2KG-XZU700X N04C 小型 修理事例

自動車整備・修理
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【デュトロ】チェックエンジン点灯・排出ガス浄化装置ランプ点滅したのでマフラー洗浄をした修理をご紹介します。

チェックエンジン点灯すると排出ガス浄化装置ランプ点滅していても、スイッチを押してDPR再生する事が出来ません。

エンジンチェックランプ点灯の故障コードはP2458です。

故障コードのP2458はどういう条件で記録されるのか?

という疑問も解決できる記事にしております。

エンジンチェックランプ点灯すると、どうしたらいいのか困りますよね。

今回は、排出ガス浄化装置ランプ点滅もしているのでマフラー関係の故障ですね。

とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。

自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。

自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。

車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。

GAM
GAM

整備士歴27年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。

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修理対象車両情報・依頼内容・修理費用

修理対象車両情報:日野 デュトロ 2KG-XZU700X N04C H30/10 112000km

依頼内容:エンジンチェックランプ点灯・排出ガス浄化装置ランプ点滅

修理費用:40160円+税

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車両故障診断・原因

現在、エンジンを始動するとエンジンチェックランプ(チェックエンジン)が点灯して、排出ガス浄化装置ランプが点滅しています。

エンジンチェックランプが点灯しているので故障コードが記録されています。

スキャンツール(診断機)を使用して故障コードを確認します。

普段使用しているスキャンツール(診断機)

作業する上で必ず必要になるのがスキャンツール(診断機)ですね。これがなければ始まりません。

バッテリーを外して消去(出来るか分かりません)などはしない様にして下さい。
トラブルの原因になりますのでスキャンツールを使用しましょう。

GAMが使用しているのはG-SCN2でしたが、【G-SCN Z】を導入しました。

やはり、コード付の方が準備も早く充電の必要がないので一番のオススメです!!

↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

車種により相性が良くない事もあるので、メーカー違いで【バンザイ MST-nano】も使用しています。

↓無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

両方使用した個人的な感想は、故障診断がメインなら断然コード付【G-SCN Z】がオススメです。

【バンザイ MST-nano】も無線で便利なのですが、準備に少し手間がかかるのとデータ表示にタイムラグがある為、GAMの所では故障診断にも使いますが主にOBD検査時に使用する予定です。

故障コードの確認

スキャンツールで故障コードの確認をします。

P2458:PM 手動再生異常 [ 昇温不良 ]

P2458:DPR手動再生異常が記録されていますね。

DPR 強制再生開始後、60 分経っても DOC 温度が 200 ℃未満かつ、ATC 温度が 230 ℃未満で規定量のポスト噴射を行ってもススが燃焼できる温度に到達しないと記録されます。

エンジンチェックランプが点灯します。

この故障コードは自己診断から消去できません。

故障コードを消去するのは、フィルター洗浄後になります。

次に、作業サポートのDPRステータスでマフラーの状況を確認します。

こちらから、マフラーのエラー状況を確認できます。

原因

今回は、DPRフィルターにススが溜まっているのが原因ですね。

DPRフィルターの清掃をします。

DPRフィルター洗浄作業

それでは、DPRフィルターの洗浄をします。

分解可能のマフラーならスチームで洗浄も可能ですが、デュトロのマフラーは非分解なので基本スチーム洗浄が出来ません。

GAMの所では、ワコーズさんの洗浄剤を使用しています。

以前は、フィルター洗浄剤(DISEL-2)とインジェクター洗浄剤(DISEL-1)の2点でしていました。

最近は、燃料ライン洗浄剤(FUEL-1)の3点セットで作業をしております。

↓フィルター洗浄剤ワコーズディーゼル2↓

↑分解なしでマフラー洗浄が可能になりました↑

↓インジェクター専用添加剤です↓

↑トラブル予防に定期的に入れると安心です↑

↓定番品!燃料ラインのおすすめ洗浄剤↓

↑GAMの車にも1年に一度、必ず入れています↑

洗浄作業は、必ずマフラーが冷めた状態で行います。

デュトロは、ドレンプラグを外して洗浄剤を入れます。

↓KTC 45°ロングメガネレンチ 22×24mm↓

↑使用頻度の高いメガネレンチです↑

フィルター洗浄剤(DISEL-2)を入れます。

洗浄剤がこぼれますのでウエスを当てておきます。

↓フィルター洗浄剤ワコーズディーゼル2↓

↑分解なしでマフラー洗浄が可能になりました↑

ドレンプラグにスレッドコンパウンドを塗っておくと次回、洗浄時にはずす時のカジリ防止にもなります。

↓高温高荷重のカジリ・溶着を防止します↓

↑ディスクブレーキ組付け時にも便利↑

インジェクター洗浄剤(DISEL-1)と燃料ライン洗浄剤(FUEL-1)を燃料タンクに入れます。

↓インジェクター専用添加剤です↓

↑トラブル予防に定期的に入れると安心です↑

↓定番品!燃料ラインのおすすめ洗浄剤↓

↑GAMの車にも1年に一度、必ず入れています↑

フィルター洗浄剤(DISEL-2)を入れてから約10分程待ちます。

インジェクター洗浄剤(DISEL-1)と燃料ライン洗浄剤(FUEL-1)を燃料タンクに入れる時間も含みます。

次にエンジンを始動して30分程エンジンを暖気します。

最後に強制再生をして終了になります。

P2458故障コード消去

フィルターの洗浄準備も終わりましたので故障コードを消去します。

DPRステータスをリセットするには、作業サポートの全DPRアイテムリセットに入ります。

これでDPRステータスをリセットできます。

条件が整いましたらOKで消去します。

これでリセット完了です。

次は、DPR強制再生をします。

DPR強制再生

診断機の作業サポートからDPR強制再生を選択します。

条件が整いましたらOKを押すと再生がはじまります。

只今、強制再生中です。

排出ガス浄化装置ランプが点灯して再生中の状態です。

排気温度もしっかり上がって順調です。

無事に再生が終わりましたので、DPR差圧チェックを行います。

再生直後は、高温ですのでしばらくアイドリングで温度を下げます。

GAMの目安は、大体250℃付近まで下がってから差圧の確認をしています。

差圧は11.1KPaなので問題ありません。

最後に自己診断で故障コードを確認します。

これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。

この記事を参考に作業する上での注意点

この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。

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参考修理費用・部品価格

部品価格:フィルター洗浄剤(DISEL-2) 8640円

     インジェクター洗浄剤(DISEL-1) 6360円

     燃料ライン洗浄剤(FUEL-1) 2160円

部品価格:合計 17160円

作業工賃:診断機使用作業 8000円

     マフラー洗浄作業・強制再生 15000円

作業工賃:合計 23000円

参考価格:部品価格+作業工賃=合計 40160円+税です。

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今回紹介した工具・用品のまとめ

↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

↓無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

↓差圧パイプの掃除におすすめのバーナーです↓

↑炎温度1800℃でしっかり焼けます↑

↓フィルター洗浄剤ワコーズディーゼル2↓

↑分解なしでマフラー洗浄が可能になりました↑

↓KTC 45°ロングメガネレンチ 22×24mm↓

↑使用頻度の高いメガネレンチです↑

↓高温高荷重のカジリ・溶着を防止します↓

↑ディスクブレーキ組付け時にも便利↑

↓インジェクター専用添加剤です↓

↑トラブル予防に定期的に入れると安心です↑

↓定期的に使用して燃料ラインもスッキリ↓

↑ガソリン・ディーゼルどちらでも使えます↑

GAMの記事はいかがでしたか?

皆さんのお役に少しでもたてましたか??

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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