三菱ふそう ファイターのキーをOFFにしてもストップランプが消えないという事で、リレーを交換した修理をご紹介いたします。
ストップランプが点きっぱなしは、バッテリーが上がる原因で大変な事になりますね。
三菱ふそうのリレーは、特に多い故障原因でコンデンサーモーター止まらないや、ストップランプが消えないなどの症状が出ます。
とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。
自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。
自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。
車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。
整備士歴26年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。
修理対象車両情報・依頼内容・修理費用
修理対象車両情報:三菱ふそう ファイター QKG-FK62FZ 6M60 H29/05 128000km
依頼内容:ストップランプ消えない
修理費用:11300円+税
依頼内容の修理費用は高いですか?それとも安いですか?
なぜ、このような金額になるのかを作業内容や修理方法を交えて解説していきたいと思います。
作業内容・修理方法
それでは、作業を進めていきますね。
作業時間は約10分以内で出来るかと思います。部品さえあれば簡単に出来ますよ。
ヒューズボックスのカバーを外します。
ヒューズボックスがよく見えると思います。
あとはリレーを替える為に、下側のカバーを外します。
カバー類にはビス止めなどはなく引っ張るだけで外れます。
次は、この中からお目当てのリレーを探しださなくてはいけません。
ストップランプリレーとテールランプリレーの場所
今回は、原因のストップランプリレーと念のためにテールランプリレーもセットで交換します。
リレーの場所は写真の通りになります。
手前に引っ張ればリレーを外す事が出来ますよ。
交換部品純正新品リレー
汎用リレーなどたくさん出ていますが、今回使用するリレーは純正品です。現在付いているリレーと同じ物になります。
このMK387785は、使用頻度高いの所には不向きですね。数年で接点が焼けて、付いたままになる事が多いです。
例でいえば、ストップランプやコンデンサーファンなどです。
メーカーさんは、このような場所にはMK582580のリレーを推奨しているそうです。ただこのリレーは、元の付いているリレーの約2倍の価格になりますので少し考える所がありますね。
↓新車から付いている同じリレーです↓
↑価格はリーズナブルですね↑
↓価格も約2倍の高耐久リレーです↓
↑故障が少ないので安心です↑
交換後のリレーを分解します。
それでは、中がどうなっているのか見てみましょう。
最初は、テールランプリレーを見てみます。
中はきれいですので正直な所、交換しなくてもよかったかもしれません。
次は、原因のストップランプリレーです。
蓋には黒いススが付いていますね。
接点を拡大して見ていきます。
かなり焼けていますね。この接点が、付いたままなりストップランプが消えない原因になりました。
これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。
この記事を参考に作業する上での注意点
この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。
参考修理費用・部品価格
部品価格:リレー 1650円×2個
部品価格:合計 3300円
作業工賃:故障診断・リレー交換 8000円
作業工賃:合計 8000円
参考価格:部品価格+作業工賃=合計 11300円+税です。
今回紹介した工具・用品のまとめ
↓GAMが愛用しているリムーバーです↓
↑硬い目でしかも弾力もあるヘラで使いやすい↑
↓新車から付いている同じリレーです↓
↑価格はリーズナブルですね↑
↓価格も約2倍の高耐久リレーです↓
↑故障が少ないので安心です↑
GAMの記事はいかがでしたか?
皆さんのお役に少しでもたてましたか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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