使用済みの一斗缶(いっとかん)を利用して【ちりとり】を作ったので、その作業工程と加工方法をご紹介します。
製作費用は、ほぼ0円です(必要工具があれば)。あと手間と技術が必要になります。
皆さんは、ほうきで掃いたあとには【ちりとり】を使ってゴミを集めますよね。
ちりとりは掃除する時の必須アイテムです。
このちりとりは、どちらかというと家庭用より仕事場などの工場に向いているかもしれません。
ちりとりは比較的安価ですが、自分で創るとなれば価値がまったく違いますね。自己満足かもしれませんが…。
しかも、自分で作った【ちりとり】なら掃除する時にテンション上がりますね。
製作加工になれれば、案外かんたんに他の物なんかも作れちゃいます。
たくさん一斗缶がでるところならば、量産してフリーマーケットとかで販売なんかも出来そうですね。
整備士歴27年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。
このように一斗缶が【ちりとり】に生まれ変わりました。
それでは、一斗缶をどうやって加工したのか見ていきましょう。
ちりとり製作【一斗缶】18L
こちらのロングライフクーラントが入っていた【一斗缶】を使用します。
GAMの所では、クーラントはドラム缶ではなく一斗缶を使用しています。ドラム缶の方が割安ですが置き場所に困るのと、一斗缶の中にオイルエレメントなど入れて廃棄するのに使用しているからです。
内容量は18Lになります。
↓キャッスル LLC ロングライフクーラント緑18L↓
↑メーカー物でこのお値段は安いですね↑
ちりとり製作 下書き
それでは、デザインの下書きをしていきます。
形は特に決まりはありませんので、自由に書いていただければと思います。
GAMが製作した【ちりとり】の寸法です。
↓油性ペイントマーカー中字【赤】がおすすめ↓
↑ボルトを締めた時の印などにもつかえます↑
上面の寸法はこのようにしています。
下書きが出来ましたので、次は切断をしていきます。
ちりとり製作 切断
板金ハサミなどでも切る事ができますが、グラインダー(サンダー)で切断していきます。
ディスクグラインダーを使用する時は安全の為【保護メガネ】を着用してくださいね。
↓耐久性抜群!安心のHIKOKIディスクグラインダー↓
↑研磨力が一味違う!低速高トルク・強力型↑
こちらの切断砥石に交換して切っていきます。
↓GAMが使用した切断砥石はこちらです↓
↑切れ味が良く、焼けが入りにくいのでおすすめ↑
下書きは仕上がり線を書いたので、切る時は5mmくらい残して切断します。後で折り曲げ加工をする為です。
こんな感じで切断しました。
切断が完了したので、切った部分を加工していきます。
ちりとり製作 切断部折り曲げ加工
切断部は鋭利になっていますので、ケガなどしないように折り曲げ加工をします。
折り曲げ加工することで補強にもなるので必ず行いましょう。
プライヤーやペンチではなく、ウォーターポンププライヤーが加工しやすいですよ。
↓おすすめのウォーターポンププライヤー↓
↑次に新しいのを購入するなら【クニペックス】ですね↑
ある程度、折り曲げができたらハンマーで叩いて仕上げます。
↓ちょっと叩くのに便利なショートハンマー↓
↑ハブシールなどを打ち込むのにも大活躍↑
仕上げ後はこのようになっています。
ちりとりの部分が出来たので、次は柄をつけていきます。
ちりとり製作 柄の取付け
こちらの柄は、廃棄予定だった【ほうき】の柄だけ切って置いていたものです。
柄の部分は、決まりなどないので好きな材料を自由に付けて頂ければと思います。
ちりとりに使う柄の長さは800mmにしています。
過去に製作した【ちりとり】の柄がこの長さで、使い勝手が良かったので同じ長さにしました。
柄を差し込む部分に穴をあけます。
穴の大きさは、柄によって変わりますので参考にして下さい。
今回は23mmの穴をあけます。ただ、こんなに大きなキリがないため仮に穴をあけてリューターで広げました。
↓激安!アストロさんのエアーリューターミニ↓
↑価格以上の仕事をしてくれます↑
↓砥石と違い減らないので経済的ですね↓
↑このツクシ型が万能で人気があります↑
ちりとりの柄を固定するボルトの穴をあけます。
印をつけてポンチを打ちます。
↓ハンマーいらずで、押すだけで簡単にポンチが打てます↓
↑KTCのオートポンチが気になりますね・・・↑
取付けのボルトは、M6を使用しますので最終は6.5mmの穴をあけます。
いきなりドリルで大きな穴をあけると、時間がかかる上に位置がズレたりきれいに穴があかないので下穴を先にあけます。
まずは、3.5mmの下穴をあけます。
↓ドリルセット25本組がこの値段で買えるとは…↓
↑芯ブレが少なく切削スピードも抜群です↑
次に本命の6.5mmをあけます。
↓GAM愛用の充電式ドリルドライバー↓
↑すぐに使いたいときにコンパクトで便利↑
ちりとりに柄をボルトで固定します。
ちょうどいい長さのボルトがなかったので後ろにねじ山が大分余っています。
ディスクグラインダーでねじ山の長い部分を切断します。
ちりとり製作 完成
無事に【ちりとり】が完成しました。
中はこのようになっています。
全体ではこのようにスッキリとした仕上がりです。
お好みで塗装をして仕上げるのもいいですね。
これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。
今回紹介した工具・用品のまとめ
↓キャッスル LLC ロングライフクーラント緑18L↓
↑メーカー物でこのお値段は安いですね↑
↓油性ペイントマーカー中字【赤】がおすすめ↓
↑ボルトを締めた時の印などにもつかえます↑
↓耐久性抜群!安心のHIKOKIディスクグラインダー↓
↑研磨力が一味違う!低速高トルク・強力型↑
↓GAMが使用した切断砥石はこちらです↓
↑切れ味が良く、焼けが入りにくいのでおすすめ↑
↓おすすめのウォーターポンププライヤー↓
↑次に新しいのを購入するなら【クニペックス】ですね↑
↓ちょっと叩くのに便利なショートハンマー↓
↑ハブシールなどを打ち込むのにも大活躍↑
↓激安!アストロさんのエアーリューターミニ↓
↑価格以上の仕事をしてくれます↑
↓砥石と違い減らないので経済的ですね↓
↑このツクシ型が万能で人気があります↑
↓ハンマーいらずで、押すだけで簡単にポンチが打てます↓
↑KTCのオートポンチが気になりますね・・・↑
↓ドリルセット25本組がこの値段で買えるとは…↓
↑芯ブレが少なく切削スピードも抜群です↑
↓GAM愛用の充電式ドリルドライバー↓
↑すぐに使いたいときにコンパクトで便利↑
GAMの記事はいかがでしたか?
皆さんのお役に少しでもたてましたか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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