ダイハツ【AHB】オートハイビーム2つの解除方法とは?【動画あり】ハイゼットカーゴ・トラック 3BD-S700V KF 軽自動車

自動車整備・修理
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ダイハツ【AHB】オートハイビームを解除する2つ方法をご紹介いたします。

ハイゼットカーゴやトラックはもちろん、ダイハツが供給しているハイゼットのOEM車【トヨタ:ピクシス】や【スバル:サンバー】などは、同じ方法でオートハイビームを解除できます。

ハイゼットカーゴやトラックのオートハイビーム解除には2つの方法があります。

1つは、簡易的な【AHB】オートハイビーム解除方法なので簡単に出来ます。

もう1つは継続的な解除方法なのですが、車屋さんやメーカーさんが持っているスキャンツール(診断機)が必要になります。

スイッチやレバー操作などで継続的な【AHB】オートハイビームを解除する事は出来ません。

オートハイビームは便利なのですが、ここではハイビームになって欲しくない時にも自動で切替して困りますよね。

GAMも走行中に、カーブ途中で先行車に向かって勝手にパッシングみたいになりビックリした事がありました。

状況によっては、思いもよらないハイビームで先行車や対向車に眩しくさせてしまいますね。

こんな時に、オートハイビームが解除できれば安心して走行できますよね。

とはいえ、軽自動車の修理費用ってすごく高いですよね。

自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。

自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。

車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。

それでは、オートハイビームの解除方法を詳しく説明していきます。

GAM
GAM

整備士歴27年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。

↓【ADB】アダプティブドライビングビームの解除方法はこちら↓

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記事モデル車両データ

この記事のモデルになっている車両データです。

車名:ダイハツ

型式:3BD-S700V

原動機の型式:KF

初年度検査年月:令和6年6月

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【動画】で見る ダイハツ【AHB】オートハイビーム2つの解除方法とは?

まずは、動画から見て頂くと理解しやすいかと思います。

↓YouTubeの動画はこちら↓

動画はいかがでしたか?

それでは、画像でご説明していきますね。

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オートハイビームにはAHBとADB

オートハイビームにはAHBとADBの2つがあります。

どちらもオートハイビームなのですが少し違いがあります。

どう違うのかは、後でお話ししていきます。

2020年4月から新型車のオートライトシステムが義務化されました。

オートライトシステムが標準装備されているので、暗くなると自動でヘッドライトが点灯します。

GAMが知る限りでは、オートライト機能の解除方法はありません。

それでは、【AHB】オートハイビームと【ADB】アダプティブドライビングビームの違いを説明いたします。

【AHB】オート ハイ ビーム

AHBとは、オート ハイ ビームの略になります。

ハイゼットなどのハロゲンヘッドランプはオートハイビームになります。

オートハイビームは、対向車のヘッドランプなど前方の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えします。先行車や対向車などがいない時はハイビームにして、遠くまで見通し確保します。

【ADB】アダプティブ ドライビング ビーム

ADBとは、アダプティブ ドライビング ビームの略になります。

アトレーなどのLEDヘッドランプはアダプティブドライビングビームになります。

アダプティブドライビングビームは、ハイビームで走行中に先行車や対向車を検知した時は、部分的に遮光し、先行車や対向車に配慮しながら高い視認性を確保できます。

メーターにはハイビーム表示が出ていても、部分的に遮光されているので先行車や対向車は眩しくない様に配慮されています。

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オートハイビームONとOFFの判断方法

AHB/ADB作動灯(インジケーターランプ)でONとOFFの判断する事ができます。

ONの時は、このようにAHB/ADB作動灯(インジケーターランプ)が点灯します。

OFFの時は、このようにAHB/ADB作動灯(インジケーターランプ)が消灯します。

このように、AHB/ADB作動灯(インジケーターランプ)の状態で確認できます。

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オートハイビーム解除方法とは?

【AHB】オートハイビームには2つの解除方法があります。そのうち継続的な方法は1つあります。

【ADB】アダプティブドライビングビームには3つの解除方法があります。そのうち継続的な方法は2つあります

↓【ADB】アダプティブドライビングビームの解除方法はこちら↓

それでは、2つの解除方法の解説していきます。

①オートハイビーム解除方法【AHB】かんたん編

この方法は、GAMが個人的に推奨する方法になります。

理由は、いつでもON・OFFできるからです。

【AHB】オートハイビームと【ADB】アダプティブドライビングビーム共通解除方法になります。

●ヘッドランプディマSWをAUTOからロービームにするだけです。

AHB/ADB作動灯が消灯してオートハイビームが解除されます。

AUTOに戻せば通常通りオートハイビームが作動します。

②オートハイビーム解除方法【AHB】診断機編

スキャンツール(診断機)を使用時のみ【AHB】オートハイビームを完全に解除できます。

こちらは、継続的な方法でエンジンを再始動しても解除したままになります。

メーカーさんなら【DS-Ⅲ】でカスタマイズが可能です。

今回は、【バンザイ MST-nano】を使用してカスタマイズします。

各種設定やカスタマイズなどに関しては、普段使用している【G-SCN Z】より優れていると個人的に思います。

無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

普段メインで使用している【G-SCN Z】でも試しましたが、オートハイビームの解除は出来ませんでした。

コード付の方が準備も早く充電の必要がないので一番のオススメです!!

↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

両方使用した個人的な感想は、故障診断がメインなら断然コード付【G-SCN Z】がオススメです。

【バンザイ MST-nano】も無線で便利なのですが、準備に少し手間がかかるのとデータ表示にタイムラグがある為、GAMの所では故障診断にも使いますが主にOBD検査時に使用する予定です。

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継続的【AHB】オートハイビーム解除方法

※スイッチ・レバー操作などで【AHB】オートハイビームは解除する事は出来ません。

こちらの方法は、車屋さんやメーカーさん向けの作業です。

それでは、実際に【バンザイ MST-nano】を使用してカスタマイズします。

無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

【AHB】オートハイビーム解除費用

【AHB】オートハイビーム解除するには、スキャンツール(診断機)を使用してカスタマイズするので費用が発生すると思います。

仮にGAMの所でカスタマイズする場合は、5000円です。

参考費用は、0円~8000円位だと思います。

カスタマイズ費用は、車屋さんやメーカーさんで異なるので気になる方は問い合わせして下さい。

3BDハイゼット【OBDコネクター位置】

3BDハイゼットのOBDコネクタ位置は、このようになっています。

ステアリングシャフト左側にあります。

ここにスキャンツール(診断機)のカプラーをOBDコネクタにつなぎます。

【バンザイ MST-nano】の無線送信機をOBDコネクタにつなぎました。

AHB解除【バンザイ MST-nano】カスタマイズ

作業前ヘッドランプ点灯時、AUTOではこのようにAHB作動灯(インジケーターランプ)が点灯します。

メインメニューのカスタマイズを選択します。

カスタマイズからヘッドランプを選択します。

ヘッドランプからオートマチックハイビーム機能を選択します。

オートマチックハイビーム機能から無効を選択して決定を押します。

無事に設定変更完了しました。

作業後ヘッドランプ点灯時、AUTOではこのようにAHB作動灯(インジケーターランプ)が消灯しました。

これで、【AHB】オートハイビーム解除完了しました。

これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。

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X(旧Twitter)と【動画】で見る ダイハツ【AHB】オートハイビーム2つの解除方法とは?

最後におさらいとして、もう一度見て頂くとさらに理解出来ると思います。

チャンネル登録・いいねをして頂ければ励みになります。

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この記事を参考に作業する上での注意点

この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。

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今回紹介した工具・用品のまとめ

↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

↓無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

GAMの記事はいかがでしたか?

皆さんのお役に少しでもたてましたか??

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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自動車整備・修理新型アトレーS700V
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