デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】メーター表示時の対処方法

日野
スポンサーリンク

日野デュトロで、バッテリー交換後に誤発進抑制機能が現在使用出来ませんとメーターに表示されてランプが消えなくて困っていませんか?

このメッセージは、特に初めて目にした場合、何が問題なのか、どう対処すれば良いのか分からず不安になるものです。

本記事では、この表示の原因や対処方法について詳しく解説します。

誤発進抑制機能の仕組みから具体的なリセット方法、トラブルを未然に防ぐためのポイントまで、初心者でも分かりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

●記事のポイント●
①誤発進抑制機能の仕組みと役割
②表示の原因となる具体的な状況
③表示が出た場合の具体的な対処方法
④短距離走行による機能復帰の仕組み

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】の対処方法とは?

この記事のモデルになっている車両データです。

車名:日野 デュトロ
型式:2RG-XZU600T
原動機の型式:N04C
初年度検査年月:令和4年10月

●【動画】で見る 誤発進抑制機能現在使用出来ません【デュトロ】メーター表示時の対処方法
●バッテリー端子を外していないのに点灯した時は?
●バッテリー端子を外してから点灯した時は?
●誤発進抑制機能とは?
●取扱説明書の内容
●デュトロ【OBDコネクター位置】
●普段使用しているスキャンツール(診断機)
●故障コードの内容は?
●ディーラーに聞いてみた

【動画】で見る 誤発進抑制機能現在使用出来ません【デュトロ】メーター表示時の対処方法

まずは、動画から見て頂くと理解しやすいかと思います。

↓YouTubeの動画はこちら↓

動画はいかがでしたか?

それでは、順番に説明していきます。

バッテリー端子を外していないのに点灯した時は?

バッテリー端子を外していないのに表示が出ている場合は、以下の可能性があります。

ソナーセンサーに氷、雪、泥などが付着していることが考えられます。この場合はソナーセンサーの氷,雪、泥などを取り除けば正常に復帰します。

また、低温時にはソナーセンサーの凍結などにより異常表示がでたり、障害物があっても感知しないことがあります。氷が解ければ正常に復帰します。

センサー位置は、取扱説明書の誤発進抑制機能システム「センサーの位置・種類」に記載があります。

バッテリー端子を外してから点灯した時は?

今回は、オルタネーターを交換するためにバッテリー端子を外しました。

作業完了後、バッテリー端子を取付けエンジンを始動すると、ランプが点灯していました。

車両引取時には、点灯していなかったはず…。

同じ症状で、バックアップを取らずバッテリー交換するとランプが点灯します。

GAMも初見の為、対処方法が全く分かりませんので調べながら作業を進めていきます。

↓おすすめ!デュトロ【D23L】バッテリー↓

↑24ヵ月または40000kmまでの製品保証付↑

バッテリーケースにブラケット取付け穴が2つあればサイズアップできますよ!

↓サイズアップ【D26L】で容量もアップして安心です↓

↑24ヵ月または40000kmまでの製品保証付↑

誤発進抑制機能とは?

誤発進抑制機能システムは、駐車時や低速走行時に、障害物への衝突の危険がある場合に作動します。アクセルペダルの踏み間違いや踏みすぎによる急発進、またはシフト操作ミスによる発進時に、前方ソナーセンサーが進路上の障害物を検知すると、エンジントルクを制御して運転者の衝突回避をサポートします。

さらに、衝突の危険性が高いと判断された場合には、自動でブレーキを作動させ、衝突を回避するか、被害を軽減します。

↓こんな商品もあるんですね↓

↑後付け誤発進防止装置↑

取扱説明書の内容

取扱説明書に記載されているランプの説明です。

インジケーターランプが点灯しているのは、以下の時です。

●誤発進抑制機能が「OFF」のときに点灯します。
●誤発進抑制機能に異常が発生すると点灯します。
●誤発進抑制機能が作動を一時停止しているとき点灯します。
●誤発進抑制機能が作動し車両停止すると点灯します。

マルチインフォメーションが表示するのは、以下の時です。

●誤発進抑制機能システムが一時使用不可の時に表示されます。

取扱説明書の内容を見る限り、一時的に誤発進抑制機能が停止しているようですね。

それでは、故障コードが出ているか確認します。

デュトロ【OBDコネクター位置】

デュトロのOBDコネクター位置は、このようになっています。

ステアリングシャフトの右側にあります。

こちらのOBDコネクタに、スキャンツール(診断機)のカプラーをつなぎます。

普段使用しているスキャンツール(診断機)

作業する上で必ず必要になるのがスキャンツール(診断機)ですね。これがなければ始まりません。

バッテリーを外して消去(出来るか分かりません)などはしない様にして下さい。
トラブルの原因になりますのでスキャンツールを使用しましょう。

GAMが使用しているのはG-SCN2でしたが、【G-SCN Z】を導入しました。

やはり、コード付の方が準備も早く充電の必要がないので一番のオススメです!!

↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

車種により相性が良くない事もあるので、メーカー違いで【バンザイ MST-nano】も使用しています。

↓無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

両方使用した個人的な感想は、故障診断がメインなら断然コード付【G-SCN Z】がオススメです。

【バンザイ MST-nano】も無線で便利なのですが、準備に少し手間がかかるのとデータ表示にタイムラグがある為、GAMの所では故障診断にも使いますが主にOBD検査時に使用する予定です。

故障コードの内容は?

スキャンツールで誤発進抑制機能の項目を確認しましたが、故障コードは出ていません。

次は、作業サポートの項目を確認します。

この機能は、ステアリングセンサーの交換時に使用するようなので違いますね。

対処方法が分からない為、ディーラーに確認します。

ディーラーに聞いてみた

誤発進抑制機能が使用出来ませんと、メーターに表示されてランプが消えないのですがどうすればいいでしょうか?

この型式はバッテリー端子を外すと表示されるので、「走行すれば消えます」という事です。

具体的にどれくらい走ればいいですか?と聞くと「500mくらい走行すればランプは消える」と回答を頂きました。

スポンサーリンク

デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】のリセット方法

●デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】のリセット手順
●デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】のリセット手順を実践!
●取扱説明書に記載の対処方法
●この記事を参考に作業する上での注意点
●X(旧Twitter)と【動画】で見る 誤発進抑制機能現在使用出来ません【デュトロ】メーター表示時の対処方法

デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】のリセット手順

ディーラーで確認した通り、500mくらい走行すればランプは消えます。

●デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】のリセット手順●
①走行します。

以上です。

実際には、500mから1kmを走行中にランプが消えました。

それでは、実際にやってみましょう。

と言っても走行するだけですが…。

デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】のリセット手順を実践!

実際に走行中の状態です。今のところランプは消えていません。

今、ランプが消えました。

走行距離は1kmも走っていません。走行中にランプが消灯しました。

路肩に止めて、エンジンを再始動しても点灯しません。

これで作業完了になります。

取扱説明書に記載の対処方法

取扱説明書をよく見てみると、対処方法が書いてありました。

“誤発進抑制機能 現在使用出来ません”が表示、インジケーターランプが点灯
バッテリーの脱着により、一時的に使用できない状態となっています。しばらく走行することで正常に復帰します。

取扱説明書にも記載がある通り、しばらく走行すれば正常になりランプが消えるということですね。ただ、この文章を分厚い取扱説明書から見つけるのはとても大変です…。

X(旧Twitter)と【動画】で見る 誤発進抑制機能現在使用出来ません【デュトロ】メーター表示時の対処方法

最後におさらいとして、もう一度見て頂くとさらに理解出来ると思います。

チャンネル登録・高評価をして頂ければ励みになります。

↓X(旧Twitter)にも上げていますので見て下さいね↓

是非、フォローお願いします。

この記事を参考に作業する上での注意点

この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。

デュトロ【誤発進抑制機能現在使用出来ません】の表示と対処法のまとめ

記事のポイントをまとめます。

  • 誤発進抑制機能は低速走行時の衝突防止をサポートする機能である
  • バッテリー端子を外した場合、機能が一時的に停止することがある
  • ソナーセンサーの付着物が機能障害の原因となる場合がある
  • 氷や泥を取り除くことでセンサーは正常に復帰する
  • 氷結による異常表示は自然に解消することが多い
  • 取扱説明書でセンサーの位置を確認することが重要である
  • バッテリー脱着後の走行で機能が復帰する仕組みがある
  • ランプ点灯は「OFF」状態や異常時に発生するサインである
  • 機能が正常復帰するには500m程度の走行が必要である
  • 走行後にランプが消えれば正常復帰と判断できる

↓おすすめ!デュトロ【D23L】バッテリー↓

↑24ヵ月または40000kmまでの製品保証付↑

バッテリーケースにブラケット取付け穴が2つあればサイズアップできますよ!

↓サイズアップ【D26L】で容量もアップして安心です↓

↑24ヵ月または40000kmまでの製品保証付↑

↓こんな商品もあるんですね↓

↑後付け誤発進防止装置↑

↓イチオシ!今使用しているコンピュター診断機↓

↑値段は高いですが自動車修理には必須品です↑

↓無線接続できるのでコードが気にならない↓

↑Windows OS搭載スキャンツール!OBD検査にも対応↑

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
日野
スポンサーリンク
GAMをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました