新型アトレー(型式:S700V)のタイヤ交換、できれば安く済ませたいですよね。ディーラーやカーショップにそのままお願いすると費用が高くつきがちですが、ちょっとした工夫でコストを大幅に抑えられます。
タイヤ交換は初心者には難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば安心してお得に行えます。本記事では、新型アトレーのタイヤ交換を安くする方法を、実際の体験談を交えつつ分かりやすく解説します。
専門用語にも簡単な説明を添えますので、車のメンテナンス初心者の方もぜひ参考にしてください。
①新型アトレーの純正タイヤサイズとその意味
②タイヤ交換の費用相場と安く済ませる方法
③ネット購入+持ち込み交換の具体的な手順
④安く安全に交換するための注意点とコツ
純正タイヤサイズまとめ【S700V対応】

まずは新型アトレー(S700V)の純正タイヤサイズを確認しておきましょう。自分の車に合ったタイヤを選ぶのは基本中の基本です。
新型アトレーの標準(純正)タイヤサイズは145/80R12 80/78N LTです【新型アトレー主要諸元表】。この表記には以下の意味があります。
●145/80R12:タイヤの幅が145mm、偏平率(高さ/幅の比率)が80%、ホイール径12インチという意味です。
●80/78N:タイヤのロードインデックス(耐荷重指数)と速度記号です。80/78は耐えられる最大荷重を示し、Nは速度カテゴリ(最高速度制限)を示します。
新型アトレーは商用車登録の軽バンなので、この指数が高めになっています。
●LT(Light Truck):ライトトラック用タイヤ、つまり軽トラックやバン向けの強化タイヤであることを表します。一般的に6PR(プライレーティング)相当で、より厚い構造で荷重に耐える作りです。
簡単に言うと「6PR=6枚重ねの強度」くらいに考えてOKです(実際には内部構造の強度指標であり、層の数と必ずしも一致するわけではありませんが、目安として理解しやすい表現です)。
表記 | 意味 | 解説 |
---|---|---|
145 | タイヤ幅 | 145mmの幅を持つタイヤ |
80 | 偏平率 | タイヤの高さは幅の80%(=116mm) |
R12 | ホイール径 | 12インチのホイールに装着 |
80/78 | ロードインデックス | 1本あたり負荷対応(最大負荷:450kg前後) |
N | 速度記号 | 最高速度140km/h対応 |
LT | ライトトラック用 | バン・軽トラ専用の強化構造タイヤ |
6PR | プライレーティング | 構造的に6層相当の強度を持つ |

新型アトレーの場合、このLTタイヤを前後輪とも装着しています。純正では12インチと小径ですが、その分タイヤ自体の価格も比較的安い傾向にあります。
ただし、LTタイヤは空気圧が高め(前輪約280kPa、後輪約350kPa推奨)に設定されています。これはあくまで純正装着時の基準値です。
タイヤや積載条件によっては調整が必要な場合もあります。とはいえ安全に荷物を載せるために必要な仕様なので、サイズや種別は純正と同じものを選ぶのが無難です。
インチアップ(ホイールを大径化してタイヤを変える)も可能ですが、車検や走行性能への影響もあるため慎重な検討が必要です。
今回は費用を抑える観点から、純正サイズで安く交換する方法に絞って解説します。
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タイヤ交換費用の相場をチェック

では、一般的にタイヤ交換にはどれくらい費用がかかるのでしょうか?相場を知っておくと、どのくらい安くできたかが見えてきます。
項目 | ディーラー | カー用品店 | 持ち込み専門店 |
---|
タイヤ代(4本) | 約20,000円〜 | 約15,000円〜 | 約13,000円〜(ネット) |
交換工賃(4本) | 約10,000〜16,000円 | 約10,000〜14,000円 | 約6,000〜11,000円 |
廃タイヤ処分料 | 含まれる or 別途 | 含まれる or 別途 | 含まれる場合が多い |
合計費用 | 3.0〜4.5万円前後 | 2.5〜4万円前後 | 2.0〜2.5万円程度 |
タイヤ本体の価格はサイズやブランドによって幅があります。軽自動車用の小径タイヤ(12~13インチ)なら、メーカー品でも4本セットでだいたい1万~3万円前後が相場です。
例えば13インチの場合、4本で約12,000~40,000円程度と価格に幅があるとのデータもあります。安価な輸入タイヤを選べば1万円程度からありますが、有名メーカー品だと2~3万円はみておいたほうがいいでしょう。
交換作業の工賃も依頼先によって変わります。ディーラーや大手カー用品店(オートバックスやイエローハット等)でタイヤも同時購入する場合、工賃は1本あたり2,000~4,000円程度が一般的です。
4本だと合計で8,000~16,000円程度になります。ただし、この料金には作業内容(タイヤの脱着・組み換え・バランス調整・ゴムバルブ交換・廃タイヤ処分)が含まれます。
持ち込みで依頼すると店舗によって追加料金がかかることもあり、ディーラーでは持ち込みを断られる場合もあります。
つまり普通にお店任せにすると、タイヤ代+工賃で合計3~4万円台になることが多いです。例えばディーラーで純正同等のタイヤ交換をお願いすると、タイヤ代込みで「総額3万円以上」なんてことも珍しくありません。
「それじゃ高いな…」と感じる方は多いでしょう。そこで次に、実際に私が試した最安で交換する方法をご紹介します。
実際にやってみた!最安で交換する方法(体験談)

それでは、新型アトレーのタイヤ交換をできるだけ安く済ませた私の体験談です。同じアトレーオーナーの参考になれば幸いです。

ネットでタイヤを購入する
私は純正タイヤと同サイズの新品タイヤをネットで探しました。選んだのはダンロップ エナセーブ VAN01(バンゼロワン) 145R12 6PRというタイヤです。
ダンロップの国内メーカー品なので品質も安心できますし、低燃費性能にも優れた軽バン用タイヤです。純正のサイズ表記とは少し異なりますが、互換性があり、性能面でもほぼ同等のタイヤになります。
Yahoo!ショッピングで価格を比較したところ、4本セットで16,000円というショップを発見。ちょうどセール期間中でクーポン適用後15,200円になりました。
さらにPayPayポイント還元もあり、3,116円相当のポイントが後日付与される予定です。
実質的には約12,000円台で新品タイヤ4本を手に入れられた計算になります(※ポイント還元分は実際の会計時に値引きされるわけではないため、参考値としてご覧ください)。
ネット通販は店舗よりも安く、タイミングによってクーポンやポイントバックがあるのでとてもお得です。なお、注文時にはタイヤのサイズ(145/80R12)や規格(6PR・LT)を間違えないように注意しましょう。

★ワンポイント★
今回利用したYahoo!ショッピング以外にも、楽天市場やAmazonなどでもタイヤを安く入手できます。
それぞれポイント制度がありますので、普段使っているサービスでよりお得になる方を選ぶと良いでしょう。
「〇〇円OFFクーポン」や「○%ポイント還元」のキャンペーン時期を狙うとさらに安く買えます。
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通販サイト | 特徴 | おすすめポイント |
---|
Yahoo!ショッピング | PayPay還元が高い | イベント時のポイントが強力 |
楽天市場 | 楽天ポイントが貯まる | 買い回りイベントでお得感倍増 |
Amazon | 配送が早い | Prime対応なら即日も可能 |
タイヤフッド | 取付予約も可能 | タイヤ購入+作業予約が一括でできて便利 |
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持ち込み交換OKの専門店に依頼

ネットで購入したタイヤが届いたら、今度はそのタイヤを車に取り付けてもらう必要があります。私は地元でタイヤ持ち込み交換を専門に受け付けているお店を探しました。
インターネット検索で「タイヤ 持ち込み 交換 ○○(地域名)」などと調べると、持ち込み歓迎の整備工場やタイヤショップが見つかります。
事前に電話で問い合わせ、「ネットで購入したタイヤの持ち込み交換をお願いしたいのですが可能ですか?」と確認しましょう。
何店舗か問い合わせした結果、車体からの脱着+組替・バランス調整+新バルブ交換+古タイヤ処分までセットの工賃は、A店では10340円(税込)・B店では9620円(税込)でした。
その中でも私が利用したショップでは、車体からの脱着+組替・バランス調整+新バルブ交換+古タイヤ処分までセットで工賃6,400円(税込)でした。これは1本あたり1,600円と破格です。
作業当日は購入した新品タイヤ4本を車に積んでお店に行き、30分ほどで交換作業が完了。待っている間は缶コーヒーをサービスで頂き、交換作業を見ながらゆっくり過ごしました。
持ち込み交換専門店は工賃が明瞭で安いところが多く、今回のように1本1,600円程度でやってくれるケースもあります。
気になる合計費用は?
私の場合、タイヤ代(ネット購入)と交換工賃を合計して21,600円となりました。
内訳はタイヤ4本15,200円(クーポン適用後、送料込)+交換工賃6,400円です。さらに冒頭で触れたように3,116円分のポイント還元があるため、ポイント分を差し引いた実質負担額は18,484円です。
ディーラー任せでは3万円以上かかりそうだったタイヤ交換が、結果的に2万円弱に収まりました。この差は大きいですよね!
浮いたお金でガソリン代や他のメンテナンスに回せますし、家計にも優しい結果となりました。
体験してみて感じたのは、「少し手間をかけるだけでこんなに安くタイヤ交換できるんだ」という驚きです。
最初は持ち込み交換のお店探しに不安もありましたが、電話対応も親切で、実際の作業もプロが丁寧に行ってくれたので安心して任せられました。
ネット通販+持ち込み交換の組み合わせは、まさに最安で新品タイヤに履き替えるコツだと実感しました。
安く済ませるための注意点・失敗しないコツ

安くタイヤ交換をする方法は上記の通りですが、実践する際に気を付けたいポイントやコツをまとめます。失敗しないためにも以下をチェックしてください。
タイヤサイズ・規格の確認
購入するタイヤは必ず車に適合するサイズ・仕様を選びましょう。新型アトレー(S700V)は145/80R12 80/78N LTが純正です。私が購入した145R12 6PRも、新型アトレーに互換性があり、性能面でもほぼ同等のタイヤです。
車検対応も通常問題ありませんが、念のため心配な方は整備工場などで確認すると安心です。
間違ったサイズを買うと装着できず無駄になってしまいます。タイヤの側面(サイドウォール)に書かれた数字を事前に確認し、同じものを選びましょう。
信頼できるショップで購入

ネットで安いタイヤを買う際、販売店の評価や実績を確認しましょう。極端に安すぎる場合、製造年が古い在庫処分品の可能性もあります。タイヤはゴム製品なので鮮度も大事です。
購入前に商品説明に製造年週(4ケタの刻印)が記載されていないかチェックし、不明な場合は問い合わせても良いでしょう。
送料と納期を考慮
通販では送料が無料の場合が多いですが、念のため確認を。離島などの場合は別途送料がかかることもあります。
また、注文してから手元に届くまで数日~1週間程度かかるので、スケジュールに余裕を持って計画しましょう。タイヤが届いてから交換予約を入れるとスムーズです。
持ち込み交換店の選び方
持ち込み交換OKの店を探す際は、できれば口コミや評判を調べましょう。「○○(店名) 持ち込みタイヤ 工賃」と検索すると利用者の声が見つかる場合があります。
工賃は店舗ごとに異なり、車種やタイヤサイズによって料金が多少変わることもあります。
事前に電話で「〇〇サイズのタイヤ4本持ち込みで交換いくらですか?」と問い合わせれば安心です。
このとき新しいゴムバルブや廃タイヤ処分料が別か込みかも確認しておくと、後で「あれ、追加料金が…」とならずに済みます。
予約と持ち込み時の注意
持ち込み交換は基本的に予約制のことが多いです。事前に日時を予約してから行きましょう。当日は交換する新品タイヤを忘れずに積み込みます。
新型アトレーは荷室が広いのでタイヤ4本も楽々載りますが、タイヤが汚れている場合はシートを敷いて車内が汚れないようにすると良いです。
あと、新しいタイヤは匂いが気になる方も多いのでビニール袋などに入れるといいでしょう。ショップによっては、ネットで購入したタイヤをお店に直送して、後日交換できるサービスもあります。
また、ホイールナットの盗難防止ロックナットを付けている方はアダプターも持参するのをお忘れなく。
交換作業後のチェック
作業後は新品タイヤの空気圧が適正になっているか確認しましょう。
通常、ショップで適正値に調整してくれますが、自宅に戻る途中でガソリンスタンドなどでタイヤ空気圧ラベルや取扱説明書記載の空気圧になっているか見ると安心です。
ポイント活用
今回私はPayPayポイントをもらいましたが、楽天ポイントなども同様に有効活用できます。ポイントは次回の給油やオイル交換用品購入などに充てるのも手です。
「タイヤ交換費用の一部がポイントで戻ってきた」と考えるとお得感がありますね。
無理はしない
最後に、決して無理はしないこと。タイヤの脱着自体はDIYも可能ですが、タイヤをホイールに組み替えてバランスをとる作業は専用機材と熟練が必要です。安全のため、そこはプロに任せましょう。
また、自分でジャッキアップして車からタイヤを外して持ち込むと工賃が多少割引になることもありますが、初心者の場合は丸ごと車ごと持ち込んで交換してもらった方が確実です。
以上の点に注意すれば、初めての方でもネット通販+持ち込み交換でスムーズにタイヤ交換できるはずです。「安く済ませたい」気持ちは大事ですが、安全第一で進めてくださいね。
まとめ|新型アトレーのタイヤ交換は工夫すればかなり安くなる!
- 純正サイズは145/80R12 80/78N LTであることを確認
- タイヤ選びは「6PR」「LT規格」などの適合も要チェック
- タイヤはネット通販で購入すると大幅に安くなる
- 楽天やYahoo!ショッピングはポイント還元が大きい
- クーポンやセールを活用して実質価格を下げられる
- 購入時は製造年や送料、納期も忘れず確認
- 取り付けは「持ち込み交換OK」の専門店を選ぶ
- 電話で事前に料金や対応内容を確認しておくと安心
- 工賃は1本あたり1,500~2,500円が目安
- 廃タイヤ処分料やバルブ交換の有無も確認が必要
- ロックナット装着車はアダプターの持参を忘れずに
- 作業後は空気圧とホイールナットの締め付けをチェック
- タイヤは車体に積む際、シートなどで室内保護するとよい
- 初心者は無理せず車ごと持ち込むのが安全
- 安全性とコストのバランスを取るならプロに任せるのが最適
新型アトレー(S700V)のタイヤ交換は、やり方次第でかなり安く抑えられることがお分かりいただけたと思います。
純正サイズを把握し、ネット通販で賢くタイヤを入手、そして持ち込みOKのショップに依頼する――この一連の流れで、ディーラー任せに比べて数万円の節約も可能です。
実際、私のケースではポイント還元も含めて実質2万円弱で交換できました。
初心者の方にとって「自分でタイヤを用意してお店に持ち込む」というのは少しハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、今回ご紹介したように事前に調べて段取りさえ押さえれば、難しい作業はすべてプロに任せる形で安く済ませることができます。車に詳しくなくても大丈夫です。
通販サイトでポチッと注文し、予約したショップに車ごと持ち込めば、あとは新品タイヤに交換されて戻ってくるだけです。
新型アトレーのタイヤ交換費用は工夫しだいでグッと下げられます。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
「タイヤ交換って高い…」と敬遠しがちだった方も、今回の方法を試せばコストを抑えて安全快適にドライブを楽しめるはずです。愛車の維持費を賢く節約しつつ、新品タイヤの安心感を手に入れましょう!
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