愛車新型アトレーの初回1000kmのエンジンオイルとフィルターを交換した整備をご紹介します。
皆さんは、エンジンオイル交換距離はどうされていますか??
お店で交換したらオイルステッカーを目安にしているかと思います。
GAMは、いつも決まった距離で交換していますよ。
長く乗る車ですので、オイル管理はしっかりした方がエンジントラブルが未然に防げますね。
整備士歴26年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。
エンジンオイルの交換距離は?
運転席のバイザーにメンテナンスサービスが記載してあります。
ターボ付きの車は5000km(新型アトレーはターボ付きです。)
ターボ付きの車以外は10000km
シビアコンディション時のときは記載距離の半分で交換ですね。
シビアコンディションとは…悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行など過酷な条件でご使用の場合の事を指します。
GAMのおすすめエンジンオイル交換距離
GAMの交換目安…初回交換は1000km走行後にエンジンオイルとエレメント交換
初回交換以降は3000kmから5000km以内にエンジンオイルを交換します。
オイルエレメントは、一度交換したら次回はオイルのみ交換して、次にオイルとエレメントを交換します。オイル交換を2回に一度交換しています。
エンジンオイルとエレメント交換作業
それでは、座席ロック金具を運転席と助手席のそれぞれ2か所を外します。
運転席の下に赤丸の所にオイルゲージが付いています。
エンジンオイルの量を見るゲージが付いています。
助手席の下にエンジンオイルフィラーキャップが付いています。
ここから、新しいオイルを入れます。
ドレンボルトとエレメントはここにあるのですが、エンジンオイルだけでしたらジャッキアップしなくても出来るのですが、エレメントの交換は車体を上げないと作業は難しいと思います。
ジャッキアップ
オイルエレメント交換時は車体を上げないと作業が出来ません。
GAMは、ガレージジャッキを使用してジャッキアップしてから作業をします。
おすすめの安心3t低床ガレージジャッキ⇩
デュアルポンプ式なら素早く上げれます⇧
安全のためにリジットラックの併用をおすすめします⇩
ピンを入れるタイプが特に安心です⇧
ジャッキポイントはここがベストだと思います。
もう1つの方法でラダーレールを使うのもいいかと思います⇩
これならリジットラックを使う必要がなく安全に作業できます⇧
ただし、車体が最低限しか上がらないので少し狭いですね。
エンジンオイル排出
それでは、エンジンオイルを抜きますね。
14mmのメガネレンチなどで外すといいかと思います。
これからDIYで整備をするならセットがおすすめです⇩
ブラックの工具箱付きでかっこいいです⇧
エンジンオイルを入れ物で受けます。
アストロプロダクツの工具が安いです⇩
容量に余裕を持った方が安心ですね⇧
廃油を捨てる所があればいいのですが、ない場合はこちら⇩
これなら、そのままゴミに捨てることができますね⇧
ドレンボルトが外れました。
しかし、パッキンが付いていません・・・。
ありました・・・オイルパンに張り付いています。
マイナスドライバーとハンマーで軽く叩いて外しました。
ドレンパッキンは再使用禁止です⇩
ドレンボルトやオイルパンの破損、オイル漏れなどの原因になります⇧
ドレンボルトの締め付けトルク
29.5N.m【301kgf.cm】
アルミオイルパンの締め付けは特に要注意です!!
締めすぎは、オイルパン・ボルトの破損やオイル漏れの原因になります。
締め付けはカンに頼らずトルクレンチの使用をおすすめします⇩
10-60N.mタイプがおすすめです⇧
整備士でも締めすぎでアルミオイルパンを破損させることが多いですから、トルクレンチは重要です。
最悪破損した場合は、タップボルトがあると安心です⇩
12mmのタップボルトがピッタリです⇧
オイルエレメントの交換
オイルエレメントを外します。
おすすめの工具はカップ型ですね。
簡易道具だと滑って外れない時がありますが、カップ型なら確実に作業できます⇩
型番はAVSA-063で安心のKTCがおすすめです⇧
エレメントが外れました。
GAM愛用のロングスイベルラチェットです⇩
このスイベル式がクセになるほど便利です⇧
当たり面を綺麗に清掃します。
ウエスなどでふき取るだけでも大丈夫です。
オイルエレメントはユニオン産業【C-631M】使用します⇩
実績のあるブランドなのでおすすめです⇧
ちなみに純正品番は【15601-B2030】が付いていました。
安心の純正部品はこちら⇩
購入するならまとめ買いがお得です⇧
エレメントのゴムパッキンに、新しいエンジンオイルを塗っておきます。
オイルエレメントの取り付け方
1.取り付け前に、ガスケットにオイルを薄く塗布して下さい。
2.取付方法/ガスケットが取り付け面に当たってから、約1回転工具で必ず締め付けて下さい。
3.点検/エンジンを始動し(エンジンオイルを入れてから)5分以上アイドリングをして、油漏れを点検して下さい。
これは、エレメントに記載してあるものです。
エンジンオイル容量
取り扱い説明書に記載があります。
オイル種類 SN 5W-30
オイルのみ交換 3.15L
オイルとオイルフィルター交換 3.35L
おすすめのオイルはこれですね⇩
ダイハツ純正アミックスエクストラ5W-30の推奨オイル⇧
エンジンオイルを入れるのに忘れてはいけないジョッキ⇩
蓋つきのロングノズルが便利ですね⇧
では、最初は2.5Lを入れてみます。
真ん中より少しだけ下ですね。
GAMが入れたのは、オイル交換のみなら約3.1Lです。
オイルとエレメント交換で約3.3Lでした。
オイルゲージで量の確認はジャッキを降ろして水平な状態で確認して下さい。
このオイル量は、あくまでも私の車での量です。
実際の量は、オイルゲージで確認しながら入れて下さいね。
抜いたエンジンオイル・オイルエレメントと工具です。
エレメントの入れ物は、もともと汚れていたので実際はもう少し綺麗!?だと思います。
エンジンを始動してオイル漏れがないのを確認できたら、交換作業は完了です。
最後に忘れてはいけないエンジンオイル交換後のリセットですね!!
これですべての作業完了になります。お疲れさまでした。
この記事を参考に作業する上での注意点
この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。
GAMのエンジンオイル管理術
GAMがエンジンオイルを管理するのに使用しているのが、TRIP Bです。
ハンドルの【TRIP】ボタンを押してメーター液晶の表示をTRIP Bにしてから、ボタンを長押しすればリセットできます。
GAMはBをオイル管理に使用して、Aを燃料管理に使用しています。
良かったら参考にして下さいね。
まとめ
GAMの交換目安…初回交換は1000km走行後にエンジンオイルとエレメント交換
初回交換以降は3000kmから5000km以内にエンジンオイルを交換。
オイルエレメントの交換は、オイル交換を2回に一度交換です。
オイルエレメント交換時はジャッキアップが必要。
ドレンボルトの締め付けトルクは、29.5N.m【301kgf.cm】
ドレンパッキンの再使用は禁止。
締め付けはトルクレンチを使用する事が望ましいです。
オイルエレメントはユニオン産業【C-631M】
オイル種類 SN 5W-30
GAMが入れたのは、オイル交換のみなら約3.1Lです。
オイルとエレメント交換で約3.3Lでした。
交換後のオイル漏れがないかを必ずチェック!
エンジンオイル交換後のリセットも忘れない様に!!
今回紹介した工具・用品のまとめ
おすすめの安心3t低床ガレージジャッキ⇩
デュアルポンプ式なら素早く上げれます⇧
安全のためにリジットラックの併用をおすすめします⇩
ピンを入れるタイプが特に安心です⇧
もう1つの方法でラダーレールを使うのもいいかと思います⇩
これならリジットラックを使う必要がなく安全に作業できます⇧
これからDIYで整備をするならセットがおすすめです⇩
ブラックの工具箱付きでかっこいいです⇧
アストロプロダクツの工具が安いです⇩
容量に余裕を持った方が安心ですね⇧
廃油を捨てる所があればいいのですが、ない場合はこちら⇩
これなら、そのままゴミに捨てることができますね⇧
ドレンパッキンは再使用禁止です⇩
ドレンボルトやオイルパンの破損、オイル漏れなどの原因になります⇧
締め付けはカンに頼らずトルクレンチの使用をおすすめします⇩
10-60N.mタイプがおすすめです⇧
最悪破損した場合は、タップボルトがあると安心です⇩
12mmのタップボルトがピッタリです⇧
簡易道具だと滑って外れない時がありますが、カップ型なら確実に作業できます⇩
型番はAVSA-063で安心のKTCがおすすめです⇧
GAM愛用のロングスイベルラチェットです⇩
このスイベル式がクセになるほど便利です⇧
オイルエレメントはユニオン産業【C-631M】使用します⇩
実績のあるブランドなのでおすすめです⇧
安心の純正部品はこちら⇩
購入するならまとめ買いがお得です⇧
おすすめのオイルはこれですね⇩
ダイハツ純正アミックスエクストラ5W-30の推奨オイル⇧
エンジンオイルを入れるのに忘れてはいけないジョッキ⇩
蓋つきのロングノズルが便利ですね⇧
GAMの記事はいかがでしたか?
皆さんのお役に少しでもたてましたか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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