初心者でも安心!自動車ヒューズの種類と色を詳しくご説明いたします。
今回ご紹介するヒューズは、自動車でよく使われているヒューズです。
と言っても、GAMの所で在庫している自動車ヒューズなんですが…。
車屋さんが在庫しているヒューズということは、よく使われるヒューズですよね。
自動車のヒューズは、とてもたくさんの種類があります。
なので、使用する可能性があるヒューズを順にご紹介していきます。
とはいえ、トラックの修理費用ってすごく高いですよね。
自分で修理が出来るなら部品代だけで済みますが、無理は禁物です。
自分で修理が出来ない場合は、車屋さんに依頼して下さいね。
車屋さんにも修理の参考にして頂けたら嬉しいです。
整備士歴27年の私が、皆さんのお役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。
ヒューズとは?
簡単に言うと、電気が流れ過ぎるのを防止する部品です。
規定量以上の電気が流れると、熱が発生して金属部分が溶けてしまいます。
溶けてしまうと断線状態になり、電気が流れなくします。
これは、GAMの所で在庫している自動車用ヒューズの一部です。
見ただけでも、たくさんの種類のヒューズがありますよね。
ヒューズは12V ・24Vどちらでも使える?
自動車用ヒューズは、12V ・24Vどちらでも使えます。
ヒューズの色の違いは?
ヒューズは、電流容量ごとに色分けされています。
色だけでもヒューズの容量を判別する事が可能です。
数字と色が解れば、取付け間違いを防止できますね。ただし、社外品のヒューズなどでは色が違う場合もあるので注意が必要です。その場合は、記載の数字と同じヒューズを使用します。
主なヒューズの色はこの様になっています。
●黄褐色:5A
●茶色 :7.5A
●赤 :10A
●青 :15A
●黄 :20A
●無色 :25A
●緑 :30A
この中で使用頻度の高いヒューズは、【赤:10A】【青:15A】【黄:20A】の3つですね。
ブレードヒューズ
ブレードヒューズは、交換がとても簡単です。しかも、【小さい・軽い・耐久性】もあります。
自動車のヒューズには、このブレードヒューズが多く採用されていますね。
これが、自動車でよく使われているブレードヒューズです。
同じ10Aヒューズでも3種類の形があります。
その上、ヒューズの容量ごとに種類がありますね。
それでは、3種類のブレードヒューズを詳しくご紹介します。
低背ヒューズ
読み方は、低背(ていはい)ヒューズです。サイズは、約11.0×約9.0×約4.0mmです。ブレードヒューズの中でも新しくて、小さいヒューズになります。よく使用されているヒューズの1つで、現行の自動車やトラックにも使用されています。
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ミニ平型ヒューズ
読み方は、ミニ平型(みにひらがた)ヒューズです。別名では、ミニヒューズとも言われます。サイズは、約11.2×16.0×4.0mmです。平型ヒューズを小型化した形状のヒューズになります。よく使用されているヒューズの1つで、現行の自動車やトラックにも使用されています。
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平型ヒューズ
読み方は、平型(ひらがた)ヒューズです。サイズは、約19.1×18.7×5.1mmです。ブレードヒューズの中で、一番大きいサイズのヒューズになります。現在では、少なくなりましたが自動車やトラックなどにも使用されています。
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GAMの所では、このようにセットで在庫しています。
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次は、ヒューズの交換方法をご紹介します。
ヒューズの交換方法
ヒューズボックスに備え付けてあるヒューズプーラーでヒューズをはさんで、抜き取ります。
ヒューズプーラーが見つからない時は、ラジオペンチなどを使用して抜き取ります。
ヒューズが切れた時は、必ず指定容量(A)のものを使用して下さい。
通常でしたら、ヒューズに書いている数字と同じ物に交換すれば問題ありません。
※指定以外のヒューズや針金・銀紙などを使用すると故障や火災の原因になります。
ヒューズを抜く前に、写真などで記録しておくと差し間違いを防止できますよ。
それでは、こちらのヒューズを見てください。
左が正常で、右は断線(切れた)状態のヒューズです。
中古車や改造車などでは、ヒューズが変更されている場合もあるので注意が必要です。
指定容量(A)は、ヒューズボックスカバーの裏や取扱説明書などに記載がある場合が多いので確認して下さい。
こんな時はどうしたらいいの?
こんな時にどうしたらいいの?
あると便利な物を簡単にまとめました。
ヒューズが直ぐに飛ぶ⁈
ヒューズが飛ぶ原因は、いろいろあります。
例えば、配線の被覆がむき出しになってボディアースに触れてショートしたり、電装部品の内部故障などの原因があります。
電気回路に問題ある場合は、不具合箇所を修理してから新しいヒューズを取付けします。
電装品の故障などの場合は、部品を交換してから新しいヒューズを取付けします。
原因が分からない時は、無理をしないで行きつけの車屋さんもしくはメーカーさんにご相談ください。
電装品を新設する時
皆さん、ドライブレコーダー・レーダー探知機・ポータブルナビなどの取付け時に電源はどうしていますか?
電装品を新しく取付けする時に、電源を取り出すのに便利な物があります。
既存のヒューズと入れ替えるだけで電源が取れる便利な【ワンタッチ電源】です。
取り付け時には向きがあるので注意してください。
ワンタッチ電源取付け方法
ヒューズボックスから同じアンペア数のヒューズを抜き、検電器で電源側端子を探します。
電源端子側にコードがくるように、商品のヒューズをヒューズボックスに差し込みます。
※逆でも電気は流れますが、ヒューズが飛んだ時に困るので正しく取付けしましょう。
↓低背ヒューズ専用【ワンタッチ電源】こちら↓
↑エーモン低背 ヒューズ電源↑
↓ミニ平型ヒューズ専用【ワンタッチ電源】こちら↓
↑エーモン ミニ平型ヒューズ電源↑
故障診断時にあると便利
故障診断時に、ヒューズを入れる度に切れる困る時には【ブレーカーヒューズ】が便利です。
対応電流以上のアンペアが流れると赤いピンが飛び出して回路をカットします。再び赤いピンを押すと復帰します。
これがあれば、ヒューズの無駄遣いをなくす事ができます。
中身はこの様になっています。
↓低背・ミニ平型ヒューズ兼用はこちら↓
↑ブレーカーヒューズセット JTCIMCB↑
↓平型ヒューズ専用はこちら↓
↑ブレーカーヒューズセット JTCITAY↑
切れたヒューズを簡単に見つける方法
ヒューズが切れた時はどうやって見つけますか?
ピンポイントで分かれば、ヒューズプーラーでヒューズを外して目視で確認できます。
どこが切れているか分からない時は、1つずつ外して確認するのは大変ですよね。
こんな時には、検電器を使用すると簡単にヒューズ切れの場所を見つける事ができます。
↓GAM愛用の検電器はこちらです↓
↑AP 検電テスター プラスマイナス極性検知↑
クリップをボディアースに取り付けて、針の先をヒューズの金属部分に付けることで電気が来ているかが確認できます。
電気が来ていれば、この様に赤いランプとブザーが鳴ります。
ヒューズの金属部分(白丸)に検電器の針部を付けます。
判別するには、キーをONにして電気が流れている状態でします。
白丸部分の両方に検電器の針を付けます。
●正常な状態(ヒューズが切れていない)なら、両方点灯します。
●ヒューズが切れている場合は、片方だけ点灯します。
●両方点灯しない場合は、クリップのアース不良もしくは電気が来ていない状態です。
これで、ヒューズが切れている場所がすぐに分かりますよね。
次は、あまり聞きなれないヒューズを順にご紹介します。
ヒュージブルリンク
別名では、ハイカレントヒューズ・スローブローヒューズとも言われます。
バッテリーからの電気回路に許容以上の負荷がかかると、車両ハーネスが損傷する前にヒュージブルリンクが溶断して電気回路を保護します。
メイン回路やバッテリーに近い部分などに使用され、主に大きな電流に使用するヒューズです。
通常のヒューズとは違い、瞬間的な大電流に対しては切れない仕様になっています。
ヒュージブルリンク点検方法
ヒュージブルリンクの点検窓(矢印部分)から見えるヒューズ(銀色の部分)が溶断(切れる)していないか点検します。
通常は、ほとんど切れる事はありません。
もし切れている時は、近くの修理屋さんもしくはメーカーさんで点検することをおすすめします。
ヒュージブルリンクの種類
一口にヒュージブルリンクと言っても、かなりの種類があります。
これだけあっても、ほんの一部でしかありません。
↓こんなセットを見つけたので参考にして下さい↓
↑スローブローヒューズセット↑
ガラス管ヒューズ
読み方は、ガラス管(がらすかん)ヒューズです。サイズは標準が6.4×30mmで、ミニは5.2×20mmになります。透明なガラスで出来ているので目視で判別しやすい反面、衝撃に弱く割れやすいですね。今では見る事も少なくなりましたが、以前は、自動車でもよく使われていました。現在でも、後付けの電装品などに多く使用されています。
この様にシガーソケットに差す先の部分に、このガラス管ヒューズが入っている事が多いです。
GAMの所では、このようにセットで在庫しています。
↓標準ガラス管ヒューズはこちら↓
↑ガラス管ヒューズ(6.4×30mm)セット↑
↓ミニガラス管ヒューズはこちら↓
↑ミニガラス管ヒューズ(5.2×20mm)セット↑
爪付ヒューズ
読み方は、爪付(つめつき)ヒューズです。別名では、爪つきヒューズ・爪ヒューズ・板ヒューズとも言われます。今はほとんど見る事はありませんが、以前には自動車でも使われていました。家庭用電気などでも使われているようですね。
↓旧車に必須品!ココなら販売してます↓
↑今では貴重なヒューズになりました↑
この記事を参考に作業する上での注意点
この記事は、整備書にない手順・方法や私自身のオリジナル修理・整備方法なども書いておりますので作業される場合はすべて自己責任なりますので注意してください。
今回紹介した工具・用品のまとめ
↓使用頻度大!低背ヒューズセットはこちら↓
↑これだけあればヒューズが飛んでも安心ですね↑
↓おすすめ!ミニ平型ヒューズセットはこちら↓
↑これだけあればヒューズが飛んでも安心ですね↑
↓まだまだ現役!平型ヒューズセットはこちら↓
↑これだけあればヒューズが飛んでも安心ですね↑
↓イチオシ!3種類ヒューズセットがいいですね↓
↑3種バラ売りですがセットで購入しても超格安です↑
↓低背ヒューズ専用【ワンタッチ電源】こちら↓
↑エーモン低背 ヒューズ電源↑
↓ミニ平型ヒューズ専用【ワンタッチ電源】こちら↓
↑エーモン ミニ平型ヒューズ電源↑
↓低背・ミニ平型ヒューズ兼用はこちら↓
↑ブレーカーヒューズセット JTCIMCB↑
↓平型ヒューズ専用はこちら↓
↑ブレーカーヒューズセット JTCITAY↑
↓GAM愛用の検電器はこちらです↓
↑AP 検電テスター プラスマイナス極性検知↑
↓こんなセットを見つけたので参考にして下さい↓
↑スローブローヒューズセット↑
↓標準ガラス管ヒューズはこちら↓
↑ガラス管ヒューズ(6.4×30mm)セット↑
↓ミニガラス管ヒューズはこちら↓
↑ミニガラス管ヒューズ(5.2×20mm)セット↑
↓旧車に必須品!ココなら販売してます↓
↑今では貴重なヒューズになりました↑
GAMの記事はいかがでしたか?
皆さんのお役に少しでもたてましたか??
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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